2007年11月25日 (日)

代名詞

Kinugawa 週末、新宿にも乗り入れるようになったスペーシア号で鬼怒川温泉に出かけた。今年は紅葉の時期には遅いかなと思っていたが、暖かい秋が長かったおかげでまだまだ見頃であった。添乗見聞録で紹介されていたカナダの紅葉に及ぶべくもないが、日本のものはそれはそれで奥ゆかしさがあり、個人的に好きだ。初日は旅館でゆっくりして、二日目に申し訳程度の観光をするのが私のルーティンだが、橋の上から見た風景が良かったので、三度目となるライン下りに出かけた。今回の船頭さんは真面目だったが、その分冗談が少なかったかな?

ところで、長瀞、木曽川など、日本の有名な川下りの代名詞としてラインが公式的にも引用されている。

ラインの本場はもちろんドイツだが、○○ラインという固有名詞が多数あるのは、恐らく英語の「線」と同じカタカナであるが故に妙に語感が悪くないからであろう。同じように川下りもある鬼怒川ドナウや長瀞セーヌでは違和感は否めないだろう。

Rhein_cruise ドイツのライン下りはあまりに有名で今更紹介には及ばないだろうが、淡水クルーズが好きな私は、鬼怒川同様、こちらも三度利用した。特に両岸の古城が多く見られるマインツ~コブレンツ間をゆっくりクルーズしていくのが一般的な観光で、やはり生涯に一度は行きたい。しかし、ただクルーズで通過するだけでなく、途中下船もお勧めしたい。一番のみどころはリューデスハイムだ。ワインの町として知られるこの河岸の町には、つぐみ横丁と呼ばれる小さな店が軒を連ねる通りがある。いつ行っても活気があって風情もある。特にここの名物ではないが、個人的な好物のヴィンナーシュニッツェル(ドイツでホットドッグのようにスタンドで売られているウィーン風カツレツ)もうまかった。そして実際に生産された町で地元のワインを飲めば、日本では欧州ワインの中で価格では最安値を付けている事が多いドイツワインも、フランスのシャトーなんとかよりもおいしく感じられるだろう。

ユーラシアのツアーもマインツからではなく、ここから川下りをスタートさせる。リューデスハイムはマインツとコブレンツの間のややマインツ寄りに位置する町だが、マインツ~リューデスハイム間はそれ程河岸の見所が多いという訳ではないので、ローレライや猫城を始めとするライン下りのハイライトが詰まったリューデスハイム~コブレンツ間でライン下りは充分堪能出来る。さらにもし機会があれば、コブレンツでライン川と合流するモーゼル川もいいでしょう。より玄人好みだが、行ってみると良かったと思える場所の一つ。川下りの代名詞になって、「鬼怒川モーゼル」なんて名前が付くことはないだろうが・・・。

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