タコスの誇り
注文はタコライスセットと単品のミートタコス。タコスは具も多く、味は申し分なかった。タコライスもチーズがもっと欲しい気分であったが、トッピングも可能であったので、次回はそれで決まりだ。
さて、タコスと言えばメキシコ料理だが、特に西部を中心にアメリカでも広く食されている。ちなみにタコライスは日本生まれの料理で、沖縄駐留の米軍が持込んだタコス文化を日本風にアレンジしたのが始まりだ。タコスの皮は、トルティーヤと呼ばれていて、原料は基本的にとうもろこし。揚げた固いトルティーヤ(ハード)と薄く焼いた柔らかいトルティーヤ(ソフト)の二種類の皮があるが、前者はアメリカの亜流、後者はメキシコの本流である。しかし、アメリカ文化の浸透で、メキシコでもハードを出す店も少なくない。私自身個人的にアは歯応えのある前者が好きなのだが、この話を聞いてから、ソフト中心に切り替えた。
とうもろこしは、メキシコにおける最も重要な穀物で、マヤ文明の時代から栽培されていた事が確認されている。ある意味栽培されていただけではなく、紀元後4世紀頃からスペイン人達がやってくる16世紀まで、マヤ・アステカの両文明を支えたと言っても過言ではないだろう。滅びた文明と言うのは考古学的ロマンをくすぐるが、メキシコからグアテマラ、ホンジュラス、ベリーズに広がる各地の史跡を見て回ると、かつての栄華とその高度な天文術に、何故寡兵のスペイン人の刃の前にあっけなく滅び去ってしまったのかと疑問に思うこともしばしば。
それでも歴史は歴史、その事実がひっくり返る事はないが、せめてタコスはアメリカ生まれのハードトルティーヤの前にソフトトルティーヤがあっけなく滅びさる事だけは避けたい。コンキスタドールのコルテスには一笑に付されそうな事だが、私はまたタコデリオのソフトトルティーヤを食べるだろう。もちろん明日の天ぷらそばの後の話だが・・・。
| 固定リンク
「北中南米ツアー」カテゴリの記事
- オーロラ特集を公開しました(2017.07.28)
- 最近熱い!ペルー料理とスーパーフード(2017.01.19)
- 羽田⇔コナ線就航記念!往復直行便で行くハワイ島ツアー(2016.12.15)
- “宝石の道”を知っていますか?(2016.12.02)
- イースター島まで最短経路で行く!特別チャーター便利用ツアー!(2016.08.25)
「ユーラシア旅行社社員のつぶやき」カテゴリの記事
- 日本の中の英国、ブリティッシュ・ヒルズを訪れました(2017.04.27)
- 新春のお慶びを申し上げます(2017.01.01)
- 2016年元旦 謹んで新年のお慶びを申し上げます(2016.01.01)
- 似て非なるもの?(2015.09.03)
- “●●のウユニ塩湖”に行ってきました!(2015.08.12)
「ユーラシア旅行社社員お勧め永田町グルメ」カテゴリの記事
- 美味しいビールが飲みたくて(2013.03.28)
- さようならレバ刺(2012.06.29)
- みどり食堂(永田町)(2011.04.20)
- 世界三大料理とケバブ丼(2012.02.07)
- 新国会丼(2010.07.05)
この記事へのコメントは終了しました。

コメント