水鳥の楽園、ドナウ・デルタ
昨日は外の好天を尻目にフォーラム開催のために室内に待機していたので、今日は頑張って早起き(と言っても13時起床)して、出かける事にした。行き先は、目黒の自然教育園だ。実に小学生時代以来、約20年ぶりの訪問だった。
園内には樹齢数百年に及ぶシイやマツを始めとする木々があるが、個人的に好きなのは、鳥類の観察だ。私は素人だが、園内には双眼鏡や三脚を持って鳥を追う人の姿も少なくない。カラスが多くて他の小鳥の姿や鳴き声をあまり拾えなかったのは残念だったが、コサギやカワセミが水中の餌を仕留める場面にも遭遇して、それなりに楽しめた。
さて、鳥の観察と言えば、思い出すのがドナウ川のデルタ地帯だ。この一帯はルーマニアに属し、世界遺産にも登録されている。
ドナウ川はドイツの源流から南東方向に流れ、10ヶ国以上の国を通って最終的に黒海に注ぐ。全長は2,858km。ドナウは、ナイル川と同じように大河ドナウも河口部では複数の支流に別れて、黒海に注ぎ込み、デルタ地帯を形成している。そんなドナウ・デルタは人が住むのには適さないので、当然ながら人間の手があまり及んでいない原始のままの自然が豊かな場所だ。最近のツアーでは、クルーズ船に二泊してじっくりデルタを周遊するので、様々な野生の鳥や魚(実に多種多様)を堪能できるだろう。
実は、このドナウデルタは、私がユーラシア旅行社に入社して、一番初めに手がけた企画の目玉であったので、今日もカワセミを見ながら、その事を思い出した。ちなみにその時の企画は、「ルーマニア周遊とドナウ・デルタ 10日間」というツアーで、世に出れば大評判必至?と勝手に踏んでいたが、諸事情により、お蔵入りとなった(昔話なので、現在発表しているツアーとの関連性はない。)
自然教育園内の池の畔で、小春日和の美しい空を眺めながら懐かしい昔を振り返っていたら、突然カラスの群れが木々を揺らすように視界を奪っていった。差し詰め、あの時の企画があの時点で商品化してもダメであった事を教えてくれたのかもしれない・・・。
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