2008年4月28日 (月)

ボヘミア

La_boheme 仕事が終わった後、大好きなプロントを目指して渋谷を歩いていたら、西武百貨店の脇に見慣れぬ店を見かけた。名前は、「La Boheme(ラ・ボエーム)」。目的のプロントを目の前にしながら、ついふらふら入店してしまった。店は地下にあり、平日にも関わらず、なかなか繁盛している。しばらくラウンジで待った後、案内されたのが地下二階。なんとこの地下二階にはフロアの中央に小さなプールと噴水まである。料理もまずまずで懸念されたお値段もリーズナブル。

さて、店の名前になっている「ラ・ボエーム」は最も人気のあるオペラの演目の一つなので知っている人も多いであろうプッチーニのオペラから来ている。東京のカルチェ・ラタン?に開店する辺りがなかなか粋だ。ボエームというフランス語はボヘミアと同じ意味である。すなわち今のチェコ(の西半分)だ。また、プッチーニの時代に「ボヘミアン」と言えば、少々皮肉を込めて「気取った人、気取った服装」という意味で用いられたり、敬意を表して「何事にも縛られない自由な芸術家」に用いられた形容詞だ。

私が初めてボヘミアという地名と接したのは、小学校時代、合唱コンクールで歌ったスメタナの曲の中での事だ。「我が祖国」の中の「ヴルダヴァ(=モルダウ)」の冒頭に「ボヘミアの川よ」と来る。その後歳月が流れ、ユーラシア旅行社に入社し直後に「ボヘミア・ハンガリー物語」というツアーを見かけた。恥かしながら当初はボヘミアがハンガリーにかかる形容詞のようなものかと誤解してしまった物だが、よくよく日程を見たら、チェコとハンガリーを回るツアーで、ボヘミアはチェコ(厳密には今のチェコの西半分)を指していたのだ。ちなみにこの「ボヘミア・ハンガリー物語」というツアーは今日では「チェコ・ハンガリー物語」という名前に変わっているので、私の誤解も満更悪くもなかったのかもしれない(笑)

Karlovy_spring 話は戻るが、渋谷のラ・ボエーム地下二階で食事をしながらとりとめもないチェコ回顧に思いを馳せていたのだが、目の前に広がったいたプールと噴水を見ながら、果たしてその噴水から出る水が飲めるものかどうか気になった。突飛な考えだが、実はチェコのある都市にこのように建物の中で沸く水を訪れる人がひっきりなしに飲んでいく場所があるのだ。今日書いても良いが、明日はそのあたりから。ちょっと「ボヘミアン」にもったいぶって本日はこれにて・・・。

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