2008年8月 5日 (火)

モーゼルの一杯

Mosel_wine 蒸し暑い日々が続く。こういう時は、夜家に着くと冷たい一杯が欲しくなる。いつもながらの発泡酒も良いが、たまに気取ってワインを飲みたくなる。帰りがけに立ち寄った酒屋で私のささやかな予算(3桁)を満たすワインを見つけた。モーゼルの白である。夏はやはりよく冷えた白がいい。

あっさりしていて、心地良い飲み心地だ。ショップ99で手に入れた102円のチーズとよく合う。目を閉じれば、モーゼルの風景が浮かんでくる。

Mosel_cruise2 モーゼルワインが生産されるモーゼルは、ドイツ西部、フランスとの国境沿いを流れるモーゼル川の流域を指す。モーゼル川は、コブレンツでライン川と合流し、やがて北海に注ぐ。以前ライン川クルーズと一緒に少々触れたが、実はモーゼル川にもクルーズがあり、ローレライのような名所はないものの、牧歌的な風景と古城が立つ丘、そして沿岸の小さな町々など、どこかほっとするような昔ながらの風景が続く。このモーゼルの沿岸は、モーゼルワインの産地でもあるので、たくさんの葡萄畑が並ぶ風景が見られる。

Mosel_cruise1_2 モーゼル川流域のハイライトは、コッヘムだろう。丘の上に立つ千年の歴史を持つライヒスブルク城や昔ながらの街並みは、ライン川と同じぐらいいつも観光客で賑わっている。リューデスハイムのコッヘムからコブレンツにかけての区間は特に葡萄畑が多い地域。モーゼルで特徴的なのは、急峻な丘陵の斜面にまで葡萄を栽培している事で、380mの高さと55度の傾斜を誇る「ブレンマー・カルモント」はヨーロッパ一急勾配の葡萄畑として知られている。比較的直線的な大河ラインと違って流れが蛇行しているのもモーゼルの特徴だ。秋のツアーでは沿岸も黄葉し、運が良ければ黄色一面の沿岸も楽しめるかもしれない。

モーゼルワインのグラスを片手に川のクルーズを楽しむと洒落込みたいものだ。冷房のない部屋で熱帯夜に飲む白よりはワインをおいしく頂ける事だろう・・・。

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