2008年8月31日 (日)

ガラパゴス諸島

Zogame 最近携帯業界では、ガラパゴス化という言葉が流行っているらしい。どうガラパゴスなのかと言えば、世界の携帯電話市場において、日本の携帯電話が国際規格とはかけ離れた独自の進化を遂げている事を皮肉って用いているらしい。なかなかうまいものだ。

さて、そんな携帯のガラパゴス化は国際基準に合わせて行く方向らしいが、その語源ガラパゴスはそれとは対象的にいつまでも守り続けられなければならないものとして、1978年第1号の世界遺産に登録された事はご存知の方も多いだろう。早い段階から環境保護に取り組んできた為、動物達の楽園は健在である。

Katsuodori ガラパゴス諸島を訪れる観光客は年々増えているようだが、環境保護の為に大きなホテルを作るのは難しい。私が行った頃(当然ながら昔の話・・・)はサンタクルス島のロッジのような宿泊施設に泊まっていたが、宿泊施設が少ないが故か、現地でオーバーブックに直面した。幸いお客様の部屋は確保できたが、添乗員の私の部屋はなく、ロッジのオーナーの居間で泊めてもらった。今思い返せば、いい経験だったと思うが、当時は色々大変だった。

そんな訳か、最近はクルーズ船に泊まるのが主流だ。実際ガラパゴスは多くの島で構成されており、それぞれの島において固有の動植物や進化が目で見られるので、サンタクルス島に泊まったとしても、毎日宿から15分歩き、その後バスでまた15分走って船に乗らなければならないのだ。

Santacruz ユーラシアのツアーでも、現在はサンタクルス号という船でガラパゴス諸島を巡っている。ガラパゴス諸島を巡る船も年々増えているが、このサンタクルス号は、ガラパゴスが世界遺産第1号に登録された翌年の1979年から就航している最も由緒ある船だ。数年前に大幅に改装も施されたので、設備も問題ない。100名の船客に対して約60名ものスタッフが乗船しており、サービスにも定評がある。4つのデッキがあり、航行中も飽きる事はない。ナチュラリストと呼ばれるガラパゴスの認定ガイドを生んだのもサンタクルス号だが、それだけに通常5~6名乗船しているナチュラリスト達は知識も豊富で、船内でもきさくに質問に応じてくれる。3泊4日一緒に巡ると、外洋の大型船とは異なる連帯感も生まれ、最後の日のパーティは泣いて別れる人も少なくない。

世界の潮流から外れてしまった日本の携帯電話の種は保存されないらしいが、ガラパゴスの種はいつまでも不変である。地球を知る上でも一度は足を踏み入れたい場所のひとつ・・・。

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