2008年8月10日 (日)

悠久のエジプト

1216863371 この古ぼけた写真をご存知だろうか。この写真は、幕末の1864年、当時の幕府のエリートと目されていた池田筑後守を長とする遣仏使節団がフランスを目指す中途に立ち寄ったエジプトのスフィンクスの前で撮影されたものだ。恐らく観光目的でエジプトを訪れた日本で最初の団体の集合写真だ。

Bonaparte_and_sphinx 次の一点は、スフィンクスの前に佇む一人の人物だ。(ちなみにこれは写真ではなく絵画)
この人物こそ、ギザの三大ピラミッドの前で起きた戦いで「諸君、四千年の歴史が見下ろしている」という名言を残したナポレオン・ボナパルトだ。スフィンクスに向かってじっと考えいる様子ををモチーフに絵を描かせる辺りがきざなナポレオンらしい。或いはスフィンクスの謎を解くギリシア神話のオイディプスに自分を重ねていたのかもしれない。

世界に数多くの観光地はあれど、エジプトほど世界中の人々から熱い視線を集めてきた国は他にないだろう。遣仏使節団、ナポレオンの紹介をしたが、もっと遡れば、ユリウス・カエサルやアントニウスとクレオパトラも優雅なナイル川クルーズを楽しんでいた。ギザのピラミッドはエジプトの象徴ではあるが、四千年の歴史を誇るだけあって、エジプトのみどころは本当に奥深い。

ユーラシアの旅でも様々なツアーがあるが、どのツアーもそんな奥深いエジプトの魅力を深く掘り下げる事を目的に企画されている。昨日、その一端を紹介するエジプトの特集も公開したので、是非見てみて欲しい。「歴史に見下ろされる」事ができる場所は、地球上にそうそうない・・・。

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