2008年11月28日 (金)

イラン航空

Iran_isfahan ようやく上がり続けてきた原油相場も沈静化して来た。しかし2,3年前の水準と比べたら、依然原油相場はまだ高く、サーチャージの減額もささやかにしか進んで来ない。そんなご時世に長距離路線の飛行機を運航しながら、サーチャージを全く取らない航空会社がある。イラン航空である。

イランは世界の石油埋蔵量の約10%を占める大産油国である。それ故サーチャージを取らないという判断が出来るのだとは思うが、他の大産油国の航空会社がサーチャージを取っていないのかと言えば「否」である。だからこそ、サーチャージを取らないというイラン航空の姿勢には拍手を送りたい。

しかし、そんなイラン航空に今からちょうど2ヶ月前ぐらいにピンチが訪れた。

9月末頃、ユーラシア旅行社にも驚きのニュースが飛び込んできた。イラン航空の日本線撤退である。その頃私はアリタリア航空の騒動でてんやわんやだったため、事情はよく分からないが、そこまで経営が苦しいのであれば、むしろサーチャージ徴収しとけば良かったのではなんて穿った見方もしたくなる。それによって値段は少し上がってしまうが、何せイラン航空がなくなると、他の高いサーチャージを取る航空会社を利用しなければならない事になり、かえって旅行代金も上がってしまうのである。

イランを担当する中近東担当も正に対応にてんやわんやであったようだが、しばらくした後に驚きのニュースが飛び込んできた。

「やっぱり、止めるのは止めた」

つまり日本路線を継続する事にしたのだそうだ・・・。そして気になるサーチャージは、

「徴収しません。」

そんな訳で一時中止せざるを得なかったイラン航空で行くイランのツアーも再開する運びとなった。冬でも比較的温暖なイラン、ペルセポリス、イスファハン(上部写真)などみどころは多い国。お手軽な料金でも楽しむ事ができる。ありがとうございます、イラン航空さん。いざとなればサーチャージ徴収は止むを得ないと思うので、撤退だけはご容赦下さい・・・。

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