2009年1月27日 (火)

春のオランダ・ベルギー影の主役ブルーベル

Holland_tulips 春のオランダとベルギーは、この地域で一年の中でも最もツアーが多く出発する時期だ。それもごもっとも、オランダのキューケンホフ公園のチューリップを中心に数多くの花が開花し、国全体が花園のように彩られるからだ。緑の芝生も綺麗に整備された公園内、明るい日差しの下で眺める花々は美しい。北部の海岸線一帯では、恒例の花パレードも開催され、世界中から観光客が訪れるのも納得できる。

しかし、それだけで良いのだろうか。画一的な旅では、折角のツアーの印象も薄いもので終わってしまいかねない。一般的な観光地はそれはそれで大切でもあるのだが、それに加えてユーラシアの旅ならではのこだわりを織り交ぜるのがユーラシアの旅の使命でもある。そこで影の主役の登場となる。

Bluebell  影の主役とは、整備されていない森の中でひっそりと咲く、文字通り日陰の花ブルーベルの事である。ベルギーの首都ブリュッセル郊外の森では、このブルーベルがひっそりとした森の中で一面に咲く。人々の歓声が絶えないキューケンホフと違ってブルーベルの森は静か。木漏れ日しか差さない少し暗めの森は、この青い花に彩られてどこかしら神秘的ですらある。

このブルーベルという花の名前の由来はその鐘(ベル)状の花に由来する。非常に多くの種類があり、一部日本の園芸にも導入されている。しかし、ガーデニングの国イギリスでは、絶滅危惧種のひとつの指定されており、売買が禁止される程までになっている。逆にヨーロッパの南部では、スパニッシュ・ブルーベル、イタリアンブルーベルなど亜種が増加傾向にあるそうだ。

Bluebell_zoom そんな貴重な花ブルーベルを見に行く事は、オランダ・ベルギーの旅にちょうど良いスパイスになるだろう。ちなみに花言葉は、「志操堅固」である。ぬくぬくしたキューケンホフの環境で育った花に何ほどのものがあろう、ブルーベルは人里外れた自然の中でもめげずに立派に美しい花を咲かせている・・・。

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