2009年1月30日 (金)

労働の対価

Telephone_stand 「厭々(いやいや)する労働はかえって人を老衰に導くが、自己の生命の表現として自主的にする労働は、その生命を健康にする。」
与謝野晶子「愛の創作」

いきなり与謝野晶子の理由は後述するとして、ユーラシア旅行社は現在一日の中で二交代のシフトがある。これは、取り扱う世界の様々な国の時差の相違に関わらず、一定の連絡を可能にする為だ。日本と昼夜逆転しているような国も少なくない。

そんな中で今週私が遅番?で出社すると机に異変が起きていた。電話を空中に浮かせる台が設置されていたのだ。実はこの台がいわくつきなのだ。

実はさる年末の大掃除の時にかねてより所望していた電話を空中に浮かせる台を他部署から賜った。意気揚々と席に戻って設置しようと思ったが、配線が複雑に絡み合う机と机との間に設置しなければならず、大掃除を終えて既に精魂果てていた私にその大手術をやる気力は既になかった。それから年が明けても設置はしていなかったのだが、今週午後から出社したところ、この台が急に設置されていたのだ。世の中捨てた物ではない。待つ門にも福が来るものかと一人合点していたが、周囲の空気に険悪なムードが漂っている事を私は見逃さなかった。どうやら周囲の人々が見かねて設置したらしい。不満げな表情には、与謝野晶子の言葉が思い起こされ、「労働には対価」という経済原理をこの場で実践する必要がある事が窺われた。

Laposte_entreeそこで本日の昼食時にその「労働の対価」を供給した。永田町でも知る人ぞ知る「ラ・ポスト」というお店で功労者達を接待したのだ。後でレシートを眺めながらその安からぬ対価に今月の生活が危惧されたのは言うまでもない。しかし、この対価を支払う事によって与謝野晶子が綴るところの前者の労働が後者の労働に転ずるならば、高い買い物でもなかったかも。いずれにしても、怠慢にも対価が生じる事がよく分かった。今後は肝に銘じよう・・・。

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