2009年2月15日 (日)

旅フォーラム「近代西洋美術」開催!

Cezanne_forum 今日は、旅フロンティア「近代西洋美術紀行~セザンヌからピカソへ~」に参加した。今日ご講演くださったのは、法政大学教授の酒井健氏だ。酒井先生にご講演頂くのは今回で33回目か4回目かだが、歯切れの良いお話で近代美術には疎い私にも大変勉強になった。

セザンヌとほぼ同時代の人に印象派の巨匠モネがいる。同じフランスで活動していたのでお互いの画風を意識する事はあったと思うが、光が限られた北フランスで活動していたモネの作品から輪郭線が消えていくのとは対照的にセザンヌの作品から輪郭線が消える事はなかった。

酒井先生のお話では、陽光に恵まれた南仏(セザンヌが生涯の大半を過ごした)では、光が十分に注がれるので、逆に輪郭線がないと絵が締まりがなくなるとの事であった。なるほど。確かに南仏の陽光は、北フランスの淡い日光とは質が違う。

St_victoire セザンヌは故郷エクサン・プロヴァンスで近くにあるサン・ビクトワール山を描き続けた事でも知られている。そのサン・ビクトワール山に様々な角度から迫った写真やその時の話も聞かせて頂き、改めてその場所に足を運びたい思いに駆られた。

旅は事前にあまり張り切り過ぎると、期待のあまり現地でかえってがっくりしてしまう場合もあり、先入観を持たずに素のままで海外に出かけた方が旅は楽しめるという方もいる。確かにそうだ。しかし、こと深い歴史や美術を中心に見る旅はむしろ事前に背景を学ぶ事で現地で実際にその場所や作品を目にした時により深い感動が味わえるだろう。この後も3月14日に「甘美なるイタリア絵画世界」、3月28日には「フランス印象派の世界」が開催される予定だ。イタリアやフランスへの旅の第一歩は是非こちらからどうぞ・・・。

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