西洋美術紀行第四章公開!
本日は、西洋美術紀行第四章「バロックの光と影」を公開した。現在絶大な人気を誇るフェルメールを始め、主に17世紀に活躍した芸術家を紹介しているので、是非ご覧になってみて下さい。おかげさまでイタリアとフランスの講演会も間もなく満席になったが、今後も美術に関する旅の集いや説明会、またより美術に焦点を絞ったツアーも少しづつ増やして行きたいと思っているので、ご希望などあれば、お気軽にお寄せ下さい。
さて、今日公開した「バロックの光と影」の中でジョルジュ・ラ・トゥールを短く紹介しているが、毎週日曜テレビ東京でやっている「美の巨人たち」という番組の3月1日(日)放送分でちょうどそのジョルジュ・ラ・トゥールが取り上げられる。右の写真は代表作「いかさま師」(ルーヴル美術館所蔵)だが、一時期流行していた「怖い絵」(読もうかなと思いつつ私自身は読んでいないが・・・)という本の表紙にもなっていたのが記憶に新しいところ。ちなみに番組で取り上げるのは「大工の聖ヨセフ」が中心のようだが、見て損はしないだろう。そしてなんと、この「大工の聖ヨセフ」は来日しているのだ。明後日から上野の国立西洋美術館で開かれる「ルーヴル美術館展~17世紀ヨーロッパ絵画~」で見られるのだ。ラ・トゥールに加えてフェルメール、ルーベンス、ベラスケスやレンブラントなど巨匠達の作品も一緒に来日する。
あまり来日されては海外旅行が廃るばかりとぼやく私ではあるが、きっと張り切って展示会の会場で見かける事ができるだろう・・・。
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コメント
管理人さん、お帰りなさい。
上野のルーヴル展行ってジョルジュ·
ラ·トゥールを満喫して来ました。
六本木でもルーヴル展開催中なのですが、
上野の方が充実していると思います。
おせっかいですが、ルーヴルをじっくり
見学するようなツアーもいいかもしれません。
何度見ても飽きない場所なので。
投稿: あき | 2009年3月27日 (金) 20時33分
あきさん
コメントありがとうございました。
確かにルーヴルは何度行っても飽きる事はありませんね。弊社でも何度か検討しながらやって参りました。
しかし、ルーヴルは既に行って今度はオルセーを見たいというお客様の声やフランスを周遊するツアーでは印象派ゆかりの場所も訪ねるので、印象派の作品が充実しているオルセーと結びつきやすい事、そしてルーヴルは個人でも容易に行き得る場所である事等を踏まえて現在は敢えてオルセー美術館の観光を主流にしています。それ故現状すぐツアーの造成は難しいかとは思いますが、出来る限り多くのお客様の声にお応えしたいのが本望でございますので、今後可能であれば、ルーヴルにご案内するツアーも検討させて頂きたいと存じます。
投稿: 管理人 | 2009年3月27日 (金) 21時16分