レンソイス・マラニャンセス国立公園
先日知人と会って当社の話が出た時に秘境専門のユーラシア旅行社という印象があるという話であった。確かに他の旅行会社があまりやっていないような国や地域を選考して開拓し、旅行を催行してきた歴史もあるのだが、それでもヨーロッパの旅行の割合が依然多いのも事実である。まぁ、一般的な渡航先では数ある旅行会社の中で目立つのはなかなか難しいという事なのだろう。それに何かしら旅行の参加を検討した事もない一般人の記憶に残るような特色がある事も悪い事ではない。
そんな訳で今日はブラジルのレンソイス・マラニャンセス国立公園を紹介する。かつて南米と言えばマチュピチュ、次いでイグアスの滝ぐらい見られれば御の字であった時代からユーラシアでは現在では知名度も上がったギアナ高地やパタゴニア、パンタナールへの旅行を開拓して取り組んできた。それに続くのがレンソイス・マラニャンセス国立公園である。
レンソイス・マラニャンセス国立公園はブラジルの北東部、大西洋沿岸に近い一帯に位置している。観光の拠点となるのは世界遺産にも登録されている古都サンルイス。ここからバスでアプローチする。レンソイス・マラニャンセスの砂漠の成り立ちは、日本の鳥取砂丘にも類似していて、一度川から海に流れ出した砂が特定の箇所で陸地に押し戻された物である。違うのは強い風がより内陸部まで砂を運び、かつこの砂が石英という太陽の光に白く反射する物質を含んでいる事であう。レンソイスが白砂漠と呼ばれる所以はここにある。波打つ綺麗な文様の白砂漠はこのような経過で生成されている。もう一つ特徴的なのがブラジルの雨季・乾季の極端な降雨量の差がもたらす風景の変化だ。雨季(及び乾季の一部)には、砂漠の中に川や湖が出現するのだ。このエメラルド色の水面が白砂漠との間で映えて、美しい対照を作り出す。乾燥が作り出した砂漠ではないので、レンソイスには地下水も豊富であり、雨季の水がこのような川や湖を作り出すのだ。なんと魚までいるらしい(乾季の間はどうしているか不明だが・・)。
先日公開したレンソイス・マラニャンセス国立公園の特集でも紹介しているように、ユーラシアのツアーでは陸からの観光を楽しむとともに、復路にチャーター機を手配する事によって空からもその優美な眺めを楽しめるようにしている。
まだあまり日本では知られていない場所だが、「秘境専門?」のユーラシアだからこそ今でもレンソイスの魅力を堪能できるツアーも既にある。パイオニア精神がある方は、行ってみてはいかが。5年後、10年後、どこの旅行会社でもやり、誰でも行けるようになってからでは今より味気ない印象に終わるかもしれない・・・。
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コメント
レンソイスへは貴社のツアーで岩間さんとご一緒に行きました。
帰国後写真を見せますと「凄いなー!!!。行きたいナー!!!」と誰もがため息混じりに申します。このため息の中には遠いい、金がかるが含まれて居ます。サンパウロへ一度も行かずマナウスあたりから入れるように成ればと思います。
一昨日、フジTV「世界の絶景100選」の2位に入りました。
多くの人が見たことと思います。上手く宣伝すればドット参加者があるかもしれません。
因みに池に小魚が泳いでいるのは水が無くなると卵になって次世代に生を受け継ぐのだと聞きました。
投稿: 飯塚 博次 | 2009年2月24日 (火) 01時03分
飯塚様
いつもご利用下さいまして、誠にありがとうございます。既に行かれていらっしゃるのですね。レンソイスを満喫できた事を願っております。
テレビを始め、最近少しづつ露出が高まっているので、ドッと申込があれば、言う事はありません。
魚の情報ありがとうございました。こちらでも実際に行った添乗員やウェブ上の情報を調べて、やはり卵を残すという説と海から鳥が卵を運んでくる(英語版のwikipediaなど)という説など色々ありました。本格的な学術的調査が遅々として進まないのが明確な回答に至らない要因らしいです。謎は謎のままでも面白いかもしれませんが。
またのご参加をお待ちしております。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
投稿: 管理人 | 2009年2月24日 (火) 10時46分