2009年4月21日 (火)

中国の長白山(白頭山)

Tenchi 旅行業界では、昨年から韓国ブームが続いている。ミサイル騒動で色々物議を醸しているが、当の北朝鮮との国境である板門店を訪れるツアーも人気を博しているようだ。ま、格安な韓国ツアーはあまりユーラシアの土俵ではないのでここでは触れず、代わりにユーラシアの土俵でもあるこだわり観光地の側にある北朝鮮との国境地域を紹介しよう。北朝鮮の北側の国境にある長白山(白頭山)だ。

長白山は海抜約2,700mを誇る火山で、北朝鮮と中国の国境に聳える。頂上は比較的平坦で、天池というカルデラ湖があり、そのパノラマは素晴らしいものがある。

Chohaku_bakufu 長白山は古来よりこの地域に住む人々の信仰を集めている聖山でもあり、巡礼に訪れる人も少なくない。いわゆる満州族(女真人)にとっては特に重要な山である。また、朝鮮半島側でも少なからぬ信仰を受けている山だ。麓には太平洋戦争の激戦地にもなった密林が広がるが、その間を抜けると荒涼とした山間から注ぐ長白瀑布がある。

Kinko_canyon その後、長白山の頂上を目指す。かつては悪路であったが、近年は中国側が長白山の世界遺産登録運動や観光地としての整備を進めていて、比較的簡単にアクセスできるようになった。頂上には前述の天池があるのでカルデラ湖と山の壮大なパノラマを楽しめるだろう。従来長白山はこの山の北側からのアプローチが主流であったが、ユーラシアの旅では絶景が広がり、お手軽なハイキングも楽しめる西側、そして今年は新たに開放された南側の自然も楽しむツアーも組んでいる。

Border_bridge ちなみに長白山の近くに北朝鮮との国境となる橋がある。中国と北朝鮮の外交関係を反映してか、板門店のような物々しさはないが、緊張感が漂う場所である事には変わりない。橋を渡った対岸は北朝鮮なのだ。もちろんミサイルが飛んでくる事はないだろうが、誤報には気をつけたい・・・。

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