2009年4月30日 (木)

ブルガリアのヨーグルト

Bulgaria_yogurt 今日、落ち込みが厳しかったブルガリアのヨーグルト消費量がこの不況で回復傾向にあるというニュースを見かけた。喜ばしいニュースである。明治乳業のおかげで日本では「ヨーグルトはブルガリア」というイメージが定着している。ちなみにそのイメージを確立するまでに明治乳業が辿った苦節が紹介されているページもあったので、ご覧になってみて下さい。

http://www.meijibulgariayogurt.com/0065.html

もちろん「ヨーグルトはブルガリア」は何のプロパガンダでもなく、ブルガリアは実際に良質のヨーグルトを生産し、国民的な食べ物の一つである。

Yogurt_soup 日本のヨーグルトは最近様々な加工が成されている物が多いが、ブルガリアのヨーグルトは至ってプレーン。そして食事のお供として、朝、昼、夕を問わず、食される。ユーラシアのツアーでは、そのブルガリアのヨーグルトの中でも最もおいしいと言われる水牛のヨーグルト(記事上部の写真)を食べる。これがうまい。日本の物のように甘くないが、その変わりヨーグルト本来の風味が生きている。そして水牛のヨーグルトは特に濃厚な味わいがあるのだ。ブルガリアでは、ヨーグルトは単品として食べるだけではなく、他の料理ともよく組み合わせる。スープに入っているのも珍しくない。

Bulgaria_mousaka また、ブルガリアはオスマン・トルコの支配を受けていた時代も長いので、ギリシア、トルコやレバノン料理の影響も少なくない。ギリシアの名物料理として知られるムサカ(グラタンとラザニアの中間?のような料理)もブルガリアに定着した一品。但し、ブルガリアではギリシアで通常使うホワイトソースの代わりにヨーグルトを敷いて焼くのだ。日本ではあまり想像できない味だが、意外にこれがおいしく、トマトソースとよく合う。そして焼きあがったムサカの付け合せもヨーグルトを少々。

このようにブルガリアではヨーグルトは様々な用途に用いられているが、ヨーグルトは家庭単位でも安価で出来たので、昔は重宝された食べ物であった。EUに加盟して西欧の食文化が流入し、ヨーグルトは時代から取り残される危機にあったが、回帰の動きは喜ばしい。何気ないニュースのようだが、日本でも同じような事が言えるかもしれない・・・。

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