2009年4月27日 (月)

サハラのオアシス、ガダメス(リビア)

Gadamis_town 今日はそれ程日差しが強くなかったので、以前に紹介したタコスを片手に都市センター横の公園で昼食を取った。ここはユーラシア旅行社のオフィスからも近く、緑がある都会のオアシスと言える。乾燥したサラリーマンにはもってこいの場所で、周囲を見渡せば、はしゃぐ若い女の子のグループから離れて、私のようなどこかしら哀愁も漂う御仁(失礼)も何人か同じように昼食を広げている・・・。

さて、乾燥地帯にオアシスで思い出す場所と言えば、リビアのツアー名にも謳われているサハラのオアシス・ガダメスだ。トリポリから遥かに南方約600km、アルジェリア、チュニジアとの三国国境にも程近い場所にガダメスはある。

Gadamis_dance しかし同じオアシスとは言っても、生半可な都会のオアシスと違って、厳しい環境のサハラにおけるオアシスは砂漠に生きる者や砂漠を通る者の生命線を担っている。ガダメスは歴史を通じて、サハラ内の交通の要所として栄え、古代ローマ帝国時代にその名を遡る事ができる程。残念ながら当時の遺構は何も残っていないが、以後2,000年もの間砂漠の民はこのオアシスに生活を依存してきたのだ。町の住民の大半は、サハラ一帯に住むトゥアレグ族で構成されている。町の建物のほとんどが簡素な白色や茶色の日干し煉瓦で建てられている。しかし、ガダメスの驚きはその建物の内部である。

Gadamis_house_2 ガダメスの建物は外からは想像がつかない程、鮮やかな装飾が施されているのである。現在では町の住民の大半がイスラム教徒なので、イスラム芸術らしい線と対称の美が生かされた装飾が眩しいぐらいだ。残念ながら近代型の住居に移り住む人もいて、一時期こうした住居は見捨てられ始めていたが、世界遺産に登録された事も手伝って、旧市街内の住居利用率も再び増える傾向にある。

厳しい自然に囲まれているからこそ、オアシスはより一層輝くのだろう。都会の乾燥ぐらいで弱音なんか吐いていられない・・・。

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