ウユニ塩湖(ボリビア)
ヒマラヤ山脈があれだけ高いのも、ゴンドワナ大陸が分離した際、一度島になったインドがアジア大陸と激突した影響だとも言われている。アンデスは巨大な激突の産物ではないが、他の山よりも比較的短期間で隆起した為、海から切り離された湖も流れ出す事なく現在の高度まで持ち上げられた末に干上がって今の姿となった。一面塩が広がる風景は圧巻だ。もちろんウユニでは塩の生産が盛んだ。塩湖には島もある。その島にはたくさんのサボテンが自生していて、これがまた塩湖の中で独特の存在感を醸し出している。
日中この塩で形成された特異な風景の観光を楽しんだら、休むところが必要だ。何せここはウユニ、なんと塩のホテルというのがある。気が利いているのか利いていないのか分からないが、とりあえずユーラシアの旅では通常通過するか、寄ってお茶を飲むぐらいの場所であるこの塩のホテルに泊まる。
塩のホテルと言っても、もちろん塩100%ではなく、ところどころにガラスやコンクリートその他を用いているが、ブロックは基本的に塩で出来ている。概観は比較的プレーンだが、中に入ってみると結構立派でお洒落なところも少なくない。正直衛生上の問題でホテルの壁のブロックを舐める事はお勧めしないが、紛れもなく塩で作られている。
気になる個人の部屋ももちろん塩に囲まれている。でも意外に快適。シャワーは独立型なので問題はない。お湯はさすがに出にくいが・・・。この辺りの塩はミネラルも豊富なので、こんなホテルに泊まる事がひょっとしたら美容にもいいかもしれない(科学的根拠なし)。いずれにしてもいい思い出にはなるだろう。
一番上の写真は、実際にツアーにご参加されたお客様方の写真だ(昨日のお客様ではないが)。今でも行くのはなかなか楽ではないが、冒険を経てたどり着く世界の境地に至るまでに他のツアーではなかなか得られない連帯感も生まれてくる事が多い。素敵な仲間とこんな風に寝そべってもらえたら、旅行会社の者としても感無量。遠いけれども冒険心があれば、一度は行って欲しい場所だ。とりあえず16日間の荷物をリュックサックに収める方法から考えてみよう・・・。
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