ユーラシア社員の素顔～その26～

今月は少し遅くなってしまった社員の素顔シリーズ。お詫びの気持ちも込めて今回は大物な方？を紹介しよう。ユーラシア旅行社は周囲の選択肢が少ない故に食事にマクドナルドを利用する人も少なくない。マクドナルドと言えば先日やっていたコーヒー無料を始め、100円マックやバリューセットなどその安さで知られているが、今回紹介する方は、そのマックで必ず一回1,000円以上を使うという。これはユーラシア旅行社の七不思議の一つに数えられている。その人とは、吉枝さんだ。

その吉枝さんの体重は公称70キロ台半ばである。以前痩せていた私から見るとややぽっちゃりしていると思っていたものだが、ある時社内で背中越しに「吉枝君」と呼ばれ、大きなショックを受けた。

いつの間にか私の方がぽっちゃりしていたのだ。私のマクドナルドでの平均消費額は600円程度なので、恐らく一定の節度がある家庭持ちと一人暮らしの差が出たのだろう。以来節制に励み、今はもう間違えられないだろうという自信がある。って自分の話をしてもしょうがない。

今でも吉枝さんの印象で強いのは、8年前同じ部署で働いていた時にしきりにコスタリカの旅を推していた事だ。当時コスタリカに行くツアーなんか日本でもほとんどなかったが、今は一定の本数がコンスタントに催行されようになり、当時力説していた吉枝さんの姿を時々懐かしく思い出す（笑）

吉枝さんは発言の一つ一つにもどことなくユーモアが感じられるので、毎回非難にさらされ、記事を掲載するごとに社内の敵が増える筆者と異なり、社内での人望が厚い。自らの身を犠牲にして笑いを取る事も辞さない方なので、それを周囲からいじられている風景も時折見かける。最近はそれ程添乗には出ていないが、秘境の添乗が多かったために周囲が心配していた過日のイタリアの添乗でもお客様の評判はかなり良かった。ちなみのその良い評判を得るために、本人はあまり自信がなかったローマを夜中に3､4時間徘徊していた（自由時間の下見）という逸話がある。さすがに夜中のローマは素人には危ないので真似しないで下さいね。

これ以外にも色々逸話に事欠かない吉枝さんだが、今回はこれぐらいにて。もし永田町のマクドナルドから意気揚々と大きな手提げ袋を持って出てくる人を見かけたら、間違いないだろう、それが吉枝さんだ・・・。