2009年9月30日 (水)

ゴラン高原(イスラエル/シリア)

Golan_hights ゴラン高原。最近社内の館内放送でもその名前が時々聞かれる。何となく耳新しいこの高原には、お客様のご要望に応える形で、今年のツアーからご案内を始めた。そもそもこの高原には何があるのだろうか。高原そのものは一応今はイスラエル領の一部のようになっているが、本来はシリア領というのが国連の見解だ。現在はイスラエル側からしか基本的に入れない。

この高原は、レバノン山脈があるレバノン側を除き、イスラエルもシリアも見下ろすような位置にある為、20世紀に起きた数回に渡る中東戦争で戦略的要地であった。また、緑と水に恵まれないイスラエルにとっては重要な耕作地と水源である。

Banias その水源の一つがバニアスだ。ここは古代から集落があった場所でその遺構が残っている。その遺構の奥にぽっかり洞窟が開いていて、その中から水が流れ出てきている。ここから沸いた水は途中いくつかの川と合流し、そのまま南の方向に流れて死海に注いでいる。この死海に注ぐ川はヨルダン川と呼ばれている。そう、洗礼者ヨハネがキリストを洗礼した川だ。ツアーでは行けないが、死海への河口近くに実際にキリストが洗礼されたと言われる場所が残っている。

Golan_winery 耕作地としてのゴラン高原は、色々な作物が取れるらしいが、最も代表的なのがワインの生産だ。イスラエルで生産されるワインは"Holy Land Wine=聖なる土地のワイン”と呼ばれ、国内はもとより、海外でも重宝されているワインだ。味の方は何とも言えないが、特別なワインである事は間違いないので是非ご賞味頂きたい。

とここまで書いたところで思わぬ情報が舞い込んだ。なんと本日外務省がイスラエル東部ベツレヘムやエリコに対して発出していた危険情報を緩和したとの事だ。これまでは他の旅行会社さんのツアーではやっているところが多かったが、外務省の危険情報が二段階目の「渡航の延期をお勧めします」だったために、ツアーに含めるのは見合わせていた。しかし、本日晴れてこのニ都市の危険情報が「十分注意して下さい」に引き下がったので、この二都市の訪問を可能なツアーから再開する事になった。

うーんこれは大きなニュースだ。ゴラン高原も良いが・・・。

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