2009年11月27日 (金)

アッピア街道サイクリング記~その3~

Appia8 たいした盛り上がりもないままついに最終章、アッピア街道サイクリング記。いきなり出現した古代の石畳の区間を結局自転車を押しながら歩いたが、古代の石畳はそれ程多く残ってはいないので、再びこぎだした。

季節は11月にも関わらず暖かい陽気。街道の横の芝生には、至るところでタンポポが咲いていて彩りを添えてくれた。以前に来た時と違って、結構な人がこの街道を歩いていた。ジョギングしている人や私と同じようにサイクリングしている人、馬に乗っている人まで様々な人が街道を行き交っていた。

Appia12 街道の左右には、ところどころに古代の遺構が残っている。古代ローマ時代のアッピア街道沿いには昨日紹介したチェチリア・メテッラを始め、数多くの墓が並んでいた。一つ試しに覗き込んでみたら、Rabiriusとその妻と思われるRabiriaという碑文が残っていた。古代ローマ人は同じ名前の人が多数いたので、私には一体誰だか分からなかったが、立派な墓から想像するにそれなりの地位にあった人だったのだろう。

Appia9 そうこうしている内に目的のカサーレ・ロトンドに着いた。周囲には緑に覆われた田園が延々と広がる。ここまで来ると人の姿もほとんどない。カサーレ・ロトンドは街道沿いで残っている最大級のお墓だが、その上に後の時代に建てられた農場があるので農場の一部のようにも見える。

行きに苦労して少しづつ上ってきただけあって帰りは楽に下って行けた。古代の英雄達が通った道ではあるが、州立公園になっているだけあって、緑も多く、教会や美術館続きであった脳に程良いリフレッシュメントであった。いつかまた来る機会があるかどうか分からないが、もしその機会が訪れたら、きっと歩こう・・・。

|

ヨーロッパツアー」カテゴリの記事

ユーラシア旅行社が世界の歴史を語る」カテゴリの記事

ユーラシア旅行社社員のつぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。