2009年12月14日 (月)

遥かなるコロンビア

Bogota_panorama 先日月刊ユーラシアニュースを見ていたら、一部だけでないコロンビア全体の周遊ツアーが発表されていた。個人的に非常に感慨深いものがある。一時期は観光目的の渡航は難しいと思われたアルジェリア、ルワンダやイスラエルを始め、ツアーが実施出来るレベルに達したという事は、一定の平和が根付いた事を意味する。商売ももちろん大切だが、何よりも平和が育つ事が個人的にも喜ばしい。

さて、そのコロンビアだが、国としてその名前を聞くとまだまだきなくさいイメージが漂う方も多いだろう。もちろん現在でも絶対安全という事はない。残念ながらこれはコロンビアに限らず、日本も含めて偶発的に何か起こってしまう可能性は地球上のほとんどの場所である。しかし、能動的なウリベ大統領の元、特にここ数年で治安は飛躍的に改善されている。

Bogota_cathedral ウリベ大統領に関しては、以前中立的な観点から彼の生涯に迫ったドキュメンタリー番組を見て以来、その動向に注目していた。その番組では彼のカリスマ的なリーダーとしての才能をちらつく黒い噂の双方が紹介され、色々な意味で興味深かった。その後の彼の政治人生は順調なようである。南米の北部では植民地主義に対する根強い不信感からか、ある種の反米傾向があるが、ウリベ氏は比較的親米路線である。エスコバルのような麻薬王がいた時代には政権が麻薬組織と面と向かってぶつかり辛い状況であったが、今は徹底して撲滅を図っており、成果もおおいにあがっているようだ。

Bogota_night 一頃は地元の人ですら、道路を走ったり、外を出歩くことにも危険を伴ったようだが、地元の人曰く、ボゴタの昼も夜も安心して出歩けるようになったそうだ。戦乱が終息しても戦禍に怯えて暮さなければならない人との出会いも少なくなかった故にこうした言葉を聞くと、本当に涙が出そうになる。いつも享受しているが故に忘れがちだが、先人達の努力で今日本に平和がある事への感謝を思い出させてくれる。

私が個人的にかねてよりコロンビアに惹かれる理由は、中世(近代?)の伝説によるものだが、それはまた次回。こんな調子で書いたので、今日は平和への感謝に満ちた状態で終えよう。いつかイラクやアフガニスタンもユーラシアニュースに登場する事を願いつつ・・・。

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コメント

さもありなん、です。

投稿: ぴーす | 2009年12月15日 (火) 19時25分

ぴーすさん

コメントありがとうございます。
「かくありき」だと考えたいですね。

投稿: 管理人 | 2009年12月16日 (水) 10時05分

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