2009年12月 2日 (水)

俳人大統領誕生?

Brussels_2 先日「モラヴィアン・ラプソディ」という記事で懸案となっていた欧州連合(以下EU)の新しいリスボン条約がようやく全加盟国によって批准された事に触れたが、その条約の目玉の一つがEUの大統領という新しいポストの誕生である。

その記念すべき初代大統領に就任したのが、ベルギーの元首相ファン・ロンパウ氏だ。日本でもあまり知名度はないが、地元の欧州でもあまり名前を知られていない。英仏独という大国からあえて選出しなかったのは、全体をまとめる上で中立的な観点から政治を行えるようにする為だろう。ロンパウ氏は豪腕型ではなく、調整型の首脳として、フランス語圏とオランダ語圏の二つの文化圏を抱えるベルギーの舵取りをうまく乗り切った実績を買われた模様。ちなみに氏は俳句好きとしても知られ、定期的に俳句を発表している。

その中から一句(原文はオランダ語)

「髪に風、何年たっても風はある、残念ながら髪はない」

俳句というより川柳だろう。ユーモアのセンスはなかなかだが。兎にも角にもこの新しい大統領が27の加盟国を抱える大所帯EUの舵取りをうまくこなす事を心より願っている。

Brussels_statue そんな訳?で私も氏の祖国ベルギーに因んだ川柳で今日の記事を締めくくろう。

「観光名所、ライバルは人魚姫、小便小僧・・・」

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