2010年1月14日 (木)

上級救命講習にて

Koushu2 今日は、ツイッターでもつぶやいた通り、救命救急講習を受講しに、麹町消防署へ行って来た。いつもより1時間半早く出発したのだが、電車の混雑はいつもの倍ぐらいあった。毎日座れるはずの目黒線で座れない日があると、自分が世界一不幸な男だと呪う事もあったが、もうそんな事は考えるまい。ゆっくり立っていられるスペースがあるだけでもありがたい事を噛み締めた。

さて、今回は様々ある講習の中から上級救命講習を受講しに来た。餅は餅屋で法的にも医者以外の者が医療行為を行う事は基本的に出来ないが、世界各地で様々なツアーを送り出す中で、万が一の事が起こった際に多少なりともお客様をサポートできるレベルを引き上げる為に今回は参加させて頂いた。既に当社の社員ではこの資格を取得している者を除いたメンバーも何人か今回参加した。

Koushu 午前中は専ら心肺蘇生に関する座学と実習であった。上部の写真にある訓練用の半身人形を用いて、人工呼吸、気道確保、胸骨圧迫の訓練を受けた。なかなか力加減が難しい。訓練は人形が相手だが、実際に人間を目の前にした場合も考えると、冷静に対処するのは容易ではない。しかし、講師方の丁寧な指導もあり、反復している内になんとなく体が覚えてきた。

メニューの選択を誤った昼食のステーキを挟んで午後は、AED(自動体外式除細動機)の扱い方、外傷の応急手当などについて学んだ。包帯の巻き方の基礎についても教わった。今日は某上司より講習の模様の撮影も内々に打診されていたのだが、その秘密任務を全うすべく包帯講習中に撮影を敢行しようとしたところ、講師の方に「待ちなさい。」と止められてしまった。「止めなさい。」ではなく、「待ちなさい。」であるところに光を見出せそうな雰囲気であったのだが、案の定皆が訓練を終わると「みんなで写真を取りましょう。」という言葉が講師より発せられた。これで私の特殊任務も全うされた。普段こんな事はしないそうなので、ご配慮下さった講師の方々、そして包帯姿でにっこり写真に収まった同僚の方々にこの場を借りて御礼申し上げます・・・。

時刻も夕刻に差し掛かった頃、講師から「今日はどうでしたか。」という質問が発せられた。濃密な一日ではあったが、これで一応終わりかとほっと一息ついた時、講師の口から意外な言葉が発せられた。

「それでは試験用紙を配布します。」

「そんな事は聞いてません・・・」
と心の中でぼやきつつ、今日の講習内容を反復しながら問題に挑んだ。結果ほとんどの人が20問満点であったが、私は不覚にも1問間違えてしまった。

ユーラシア旅行社は、創業当初より秘境と呼ばれる国を数多く取り扱ってきた。その過程で現地の会社との連絡も密にとりながら太いパイプを作ると共に、時には不測の事態や至らなかった点も改善しながら万が一のトラブルへの備えを出来るだけ厚くするように努めてきた。無論一旅行社やその社員が現地専門家の領域に足を踏み入れる事は出来ないので一定の限界が存在するが、パンフレット上では目に見えないこうしたお客様へのサポート強化を今後も様々な形で追及して行きたい。

ちなみにこの講習は海外のみならず、日本国内においても有用だ。日常的にも生かせる知恵が数多く含まれている。機会があれば受講する事をお勧めしたい。もちろん試験勉強も忘れずに・・・。

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