函館旅情(日本)~その1~
ツイッターで一部つぶやいたので賢明な読者の方には重なっての報告となるが、週末を利用して北斗星に乗って函館に行って来た。今日はそんな徒然を・・・。
個人で旅行していた時は何度か寝台列車に乗ったのだが、ユーラシア旅行社に入社してからはツアーでも休みでも、なかなか乗る機会に恵まれなかった。唯一ウクライナのツアーでキエフからオデッサまでの区間に利用したのみであった。出発が一番混む金曜の夜という事もあって、第一希望のサンライズ出雲は取れなかったのだが、幸いに北斗星が取れ、勇躍出発した。
私は俗に言う「鉄男」ではないが、上野駅に着くと高揚する気分は押さえられない。北斗星の食堂車グランシャリオでは車窓の風景を楽しみながら、優雅にフレンチのコースも食べられる。非常に魅力的だが、お値段が7,800円也。迷わず駅弁を購入した・・・。
列車がいよいよ出発する。少し奮発してB寝台個室を利用したので、自分だけの部屋で崇高なる自分だけの時間が流れる。最初にとんかつ弁当を平らげ、その後はベッドに寝そべりながら、この日の為にブックオフで購入した松本清張の「点と線」を開く。列車の旅にはやはりこの一冊だろう。恐らく20年ぶりぐらいにこの小説を開いたのだが、車窓はどこへとやら、いつの間にか夢中になって読み込み、終わった頃にいつの間にかもう盛岡まで来ていた・・・。
記念すべき青函トンネルに入る瞬間や北海道上陸の瞬間は起きていたいと思いつつ物思いに耽っていたら、どうやらいつの間にか眠ってしまったようだ。次に目が覚めたのは、「間もなく、函館~」の車内アナウンスであった・・・。(「函館旅情~その2~」に続く)
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