2010年7月16日 (金)

セント・アンドリュースのオールドコース(イギリス)

St_andrews1 日本のスポーツ界は若手の台頭が著しいが、その代表格はなんと言っても石川遼選手だろう。技術も素晴らしいが、あの歳にして落ち着いた大人のコメントや対応がまた憎いのだ。昨年と比べると今年は苦戦が続いているが、昨日から開幕したゴルフの祭典全英オープンでは、好スタートを切った。この週末は要注目だ。

この全英オープンはいくつかのゴルフ場で持ち回り開催されているが、今年は5年に一度ゴルフ発祥の地セント・アンドリュースのオールドコースで開催される記念すべき年だ。ちなみに直近の2000年、2005年のセント・アンドリュース開催ではタイガー・ウッズが優勝している。

St_andrews2 セント・アンドリュースは、スコットランドの中心エジンバラの北方にある小さな港町だ。伝説では、約600年前にこの地でゴルフが誕生したと言われている。ゴルフの競技としての起源はともかく、セント・アンドリュースの7つあるゴルフコースの内、オールドコースが世界で最も古いコースである事は確かなようだ。

16世紀頃から記録にも登場するセント・アンドリュースのオールドコースは、当初12ホールだったようだ。その内10ホールは2回づつプレイを行い、計22ホールで争われていた。

St_andrews3 しかし18世紀後半に10ホールの内4ホールを合体させ、22ホールから18ホールに変わり、その後定着した。定着したのはセント・アンドリュースにおいてだけでなく、世界のゴルフにおいて18ホールを定着させたのだ。19世紀に入ると現在の全英オープン(The Open)が開催されるようになり、現在ではゴルフの聖地として崇められている。聖地故にプレイをするのは容易ではないが、セント・アンドリュースまで足を伸ばせば、コースを見る事は出来る。

St_andrews4 セント・アンドリュースを訪れたら、まず併設されているゴルフ博物館をちらっとでも覗いてみたい。ゴルフや全英オープンの歴史に関する展示、過去の名手たちのクラブを握った手形などが並んでいる。ゴルファーにはもちろん垂涎の場所だが、ゴルフをやらない人でもなかなか興味深い。

St_andrews5 博物館を一通り眺めたら、オールドコースを見渡してみよう。過去の全英オープンの中継で悪天候のもと難コースを回る選手たちを見た事がある方も少なくないと思うが、セント・アンドリュースのオールドコースは意外に他の全英オープン開催地と比べて難関コースではなく、優勝も通常アンダーパーである。時折変なバンカーがあるが、見晴らしも良く、起伏も大きくなく、気持ちいい場所だ。しかし、歴史ある聖地故にオールドコースでのプレーには独特の緊張感が漂っている。

もし石川選手がオールドコースで開かれる全英オープンで結果を残せたら、いよいよ世界にもその名を刻む事になる。全てがうまく行って優勝まで行けたら、セント・アンドリュースは日本人にとってイギリス観光の聖地にまで上り詰めるかもしれない。そんな訳で今週末はテレビにくぎ付けだろう。私的にも、公的にも・・・。

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