2010年7月21日 (水)

グルジア・ワイン

Georgia_vine 先日某パーティで某大手旅行会社A社の地域開発担当の方とお話する機会に恵まれた。その方はユーラシア旅行社の添乗員並みに世界中を飛び回っており、しきりにコーカサス(カフカス)が今後伸びると言っていた。私は「どうでしょうかね。」とその場は返事を濁したが、実際のところコーカサスのツアーは今年は例年になく順調だ。

さて、コーカサスに位置する国はアゼルバイジャン、グルジアとアルメニアである。その中で今日はオセチア問題で揺れていて現在は小康状態にあるグルジアの名物であるワインを紹介したい。

Georgia_wine1 グルジアワインと言われてもピンと来ない方も多いのではないだろうか。少なくても日本の店頭でグルジアワインを見かける事はあまりなく、知名度は低い。

しかし、世界的にはそこそこ名前が知られている。フランスやイタリアなどヨーロッパのワイン大国で使われているような葡萄ではなく、かなり古い葡萄を用いてワインを生産しているので一説には世界で最古のワインであるとも呼ばれる。ワイン発祥の地に関しては諸説あるが、ブドウ栽培に適した気候を持ち古代から先進地域であった小アジア(現在のトルコ)からコーカサスの一帯でワインが生まれた可能性は十分にあると思う。グルジアワインに「クレオパトラの涙」と呼ばれる種類があるが、これはかのクレオパトラがグルジアワインを愛飲した事に因んでいるそう。

Georgia_wine2 最古のワインに関して確たる記録はないが、いずれにしてもかなり古い時代からワイン生産が行われていた事は事実。そして前述の通り現代に至っても古代種の葡萄を使って、脈々とワインを生産している。グルジアのワイン作りは近代に入って機械化された部分も少なくないが、手作業もまだまだ残っている。折角ワインに由緒ある国に行くので、ツアーでは通常ワイナリー(大手ブランドのツィナンダリかキンズマラオリなど)を訪問する。ワイン大国の大ワイナリーと違ってグルジアのワイナリーは素朴で作業に従事している人もどこかのんびりしていて仕事場に足を踏み入れても気が引ける気分にはならない。作っている人の温もりを感じる事が出来る場所だ。もちろんお楽しみの試飲も可能だ。古い葡萄酒を使っているという先入観があるせいか、普通のワインよりも味わい深い気がする。

Georgia_wine3 グルジアはワイナリーだけではなく、農園単位で小規模生産しているワインも少なくない。ここまで来ると作っている人の温もりもMAX(最大限)に感じる事が出来るだろう。

余談だが、グルジアは世界でもっとも長寿な国の一つでもあり、特に山間部に行くと100歳を越えた人もざらに出会えると言う。長く続いてきたワイン生産の歴史は、長く続く人の寿命にも貢献しているのかもしれない。或いはのんびりした職場が良いのか。いずれにしても、グルジアを訪れて現代人が学べる事も少なくないだろう。A社の担当が豪語していた「これから来る。」という言葉も納得出来ないでもない・・・。

グルジアのツアーはこちら

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