2010年8月16日 (月)

レザー・ルージュ運行再開!(チュニジア)

Red_lizard 先週の記事で私のチュニジアの恥ずかしい話をしたが、そういう縁もあって何故かチュニジアの事を思い出すと、いつもノスタルジーを感じずにはいられない。そんな訳で今日は、そのチュニジアのレザー・ルージュという列車を紹介しよう。実は2009年9月の洪水によってこのレザー・ルージュが走る路線が洪水で大きな損傷を被り、走行停止の話も取り沙汰されたが、見事に約1年で復活した。

レザールージュはチュニジア西部、同国で有名な広大な塩湖であるジェリド湖の北、以前に紹介したトズールからもそう遠くない一帯を走っている鉄道だ。位置に関しては、下部の地図でご確認を。


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Metlaouiレザー・ルージュの発着点となっているのが地図中のA地点であるメトラウィ(Metlaoiu)駅である。チュニジアらしい美しい青と白で彩られた駅だ。かつてこの町はリン鉱石の産出で潤った町であり、レザー・ルージュが走る路線もかつて鉱石が運ばれた路線を利用している。

Red_lizard2 レザー・ルージュの列車は、もちろん鉱石を運ぶ為の列車ではなく、かつて一時期宗主国であったフランスからチュニジアの総督に送られた列車を転用して走らせている。よって内装はなかなか立派なのである。しかも興味深いところは、それぞれの車両ごとに内装が異なっているという事だ。乗車したら、是非覗いてみて欲しい。

Red_lizard3 メトラウィ駅から終点のリン鉱石の鉱山までは片道約40分。その間レザー・ルージュは平野部から徐々に山間部に入って行き、途中から起伏に富んだ素晴らしい峡谷風景が車窓に広がるようになる。現在観光用に走行しているレザー・ルージュに途中駅はないが、何箇所か眺望の良いところで列車は停車するので冒頭の写真のように外に出て自分の足で雄大な風景の中に立つ事が出来る。

Red_lizard4 山を縫い、トンネルも通過して、時折山によって外部から遮断された秘密の峡谷も通り抜けて行く。このくねくね曲がったり、穴に入ったりする模様が砂漠を走るトカゲの面影とダブり、列車の赤い装飾にちなんで「赤いトカゲ」と呼ばれるようになった。(レザー=トカゲ、ルージュ=赤)

そんな訳でレザー・ルージュが無事運行再開するチュニジアに行くなら今か。もしツアーで行って添乗員がベランダに閉じ込められでもしていたら、そっと助けて上げて下さい・・・。

チュニジアのツアーはこちら
トズールの記事はこちら
チュニジアのベランダに閉じ込められた思い出はこちら

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