2010年9月16日 (木)

釈迦生誕の地ルンビニ(ネパール)

Lumbini1 当社の月刊誌ユーラシアニュース次号(10月5日発行)の「社員の広場」に登場する山岸さんの文章が高野山へ行って来たというレポートだった。そういえば先日丸の内に突然現れた期間限定の高野山カフェでも精進料理を味わったり、写経をしたり、仏教文化により親しみを持って頂く為のイベントがあったが、盛況の内に幕を閉じたそう。賛否両論あるようだが、仏像ブーム、仏教ブームもいよいよ本格化か。そんな訳で、今日はその仏教の聖地ルンビニを紹介したい。

ルンビニは、インド国境に近いネパール南部に位置する。この場所は釈迦の生誕の地として記録されている。


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Lumbini4ルンビニこそ、約2,500年前に釈迦が母マヤ・デヴィの脇から生まれ、すぐに七歩歩いて天と地を指しながら「天上天下唯我独尊」と唱えた場所である。その後一定の期間を置いてインド側のブッダガヤで悟りを開き、仏陀となったのだ。

前3世紀半ばににインドを統一したアショーカ王は、この地を聖地に定め、最初の寺院や石碑などが建てられた。以後、ルンビニは歴史を通じて聖地として崇められ、近年はその考古学的価値にも注目が集まっているようだ。

Lumbini3 今日のルンビニでまず目立つのが、釈迦の母マヤ・デヴィに捧げられたマヤ・デヴィ寺院だろう。寺院内には、幼い釈迦を抱くマヤ・デヴィの彫刻がある。子供を授かる事を願う女性が長年に渡って信仰し、彫刻に触れて来たのだだいぶ磨耗しているのが分かる。

Lumbini2寺院の外には、生まれたばかりの釈迦が清められた池と言われている池もあり、ここもまた多くの巡礼者で賑わっている。

近代に入って荒んでいたルンビニは、1978年から日本の丹下健三氏監修のもと、再生プロジェクトが始まり、整備が進んでいる。あまり観光地化が進み過ぎるのは良くないが、周囲も公園として整備され、聖地らしい厳かな空気が蘇って人も戻りつつあるという話だ。亡くなった祖母が熱心な真言宗の信者だったので、ルンビニや高野山は個人的にも思い出深い。きっとカフェに行く事はないだろうが、聖地の認知度が高まる事は前向きに考えたい・・・。

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