ランゲ・エ・ロエロ(イタリア)
昨日は、夕刻からイタリア政府観光局主催のワークショップに出かけた。旅行博が開催される9月は、世界各地の観光業者が来日するので前後して色々な催しも開かれる。毎年会う関係者もいれば、初対面となる人もいる。先日の旅行博の記事でも触れたが、イタリアの中でも日本でのプロモーションに力が入っている地域とそうでない地域がある。今回の会合における前者の代表はピエモンテ州だろう。イタリアと言えばフィレンツェがあるトスカーナ、ローマのラツィオ、ナポリのカンパーニャなどがかつて来日者の大半を占めていたが、近年はアッシジがある中部のウンブリア、トリノがある北西部のピエモンテ、アルプスを抱くヴァッレ・ダオスタなどの州が日本市場で力を入れている。
特にピエモンテ州は、州内の観光関係者が大挙来日し、意気込みが感じられる。今日紹介するのは、そのピエモンテの珠玉とも言えるランゲ・エ・ロエロだ。
昔の話なのでお許し頂きたいが、初めてランゲ・エ・ロエロの文字を何かで見た時に思わず「何、ランゲ・エロエロ」とつぶやき、周囲のひんしゅくを買った物だ。エはイタリア語でアンドを意味するので、ランゲ・エ・ロエロは「ランゲとロエロを合わせた地方」を指している。ピエモンテ州の南部に位置し、イタリア随一の美食の地として知られている。日本で言えば、代表的な町は「イタリアワインの王様」と呼ばれるバローロを生産するバローロ村、トリュフやワインの生産で知られるアルバ、スローフード発祥の地ブラなどだ。町だけでなく、葡萄畑が埋め尽くす丘陵が連なる風景もいい。
昔ながらの製法や生活が息づくこの地方は、欧米人の間では以前から結構注目されていたが、日本ではまだまだ馴染みが薄い。ところが、日本の旅行会社の企画者が集う昨日のワークショップにおいて一番人気のブースがこのランゲ・エ・ロエロのブースだった。私もしばらく並んで待ってみたが、順番が回って来なさそうなので結局他のピエモンテ関係者の何名かと色々情報交換して回った。うーんこれだけ人気なのであれば、いずれフランスにおけるブルゴーニュのコート・ドールぐらいの知名度は得られるかもしれない。ひょっとしたら、来年頃から「ランゲ・エ・ロエロの旅」なんてツアーも登場するだろうか。そんな時は読み方に十分注意を・・・。
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