2010年9月 9日 (木)

酔っ払いの木(アルゼンチン)

Palo_borracho2 ここのところ、外国人の手による日本の観光情報サイトをいくつか研究していたが(何の為だろう・・・)、その中で道端で寝る酔っ払いは日本で見るべき物として複数回見かけた。うーん、複雑な気持ちだが、確かに外国ではあまり見かけない風景だ。これも日本の治安の良さの賜物だろうか。

所変わって、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス。「南米のパリ」とも呼ばれ、ヨーロッパ調の赴きある建物が並ぶ町では、路傍で寝ている酔っ払いの姿は見た事がない。しかし、別の酔っ払いは街中でよく見かける。木の酔っ払いだ。正確に言えば酔っ払いの木か。

Palo_borracho 酔っ払いの木の現地名は「Palo Borracho」。Paloは木、Borrachoは酔っ払いを意味している。街路樹としてブエノスアイレスの広い範囲で見られる木であり、例年だと2月前後にきれいなピンクの花を咲かせる。花は5つの花弁を持っており、ハイビスカスに似た形状をしている。

Palo_borracho3 一方木の方は、近くで見れば分かるが、幹や枝に棘がある。乾燥や寒さに強く、水分がなくても長く生きる事が出来る。写真の木では分かり辛いが、本来は幹がバオバブのようにぼこっと膨らんでいて、そこに水分を貯めるのである。(街路樹は人工的にも水を与えられるためか、本来の特徴が薄まってしまったのかもしれない)

実は「酔っ払いの木」の名前の由来も、水分をたっぷりと蓄えた幹の形状がお酒の容器に似ている事から生じた。木の下で酔っ払いがよく寝ているからではない・・・。

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