2010年10月 7日 (木)

オビエド(スペイン)

Oviedo1 明日から三重の鈴鹿サーキットでF1日本グランプリが開かれる。今シーズンは群雄割拠のチャンピオン争いが白熱しているが、その中にあって一際目覚しい活躍を見せているのがフェラーリ所属のフェルナンド・アロンソだ。2005年に当時最年少で年間チャンピオンを取り、翌2006年も連覇した後は不振をかこっていたアロンソだが、同じく不振だったフェラーリに移籍し、今年一挙に表舞台に帰ってきた。

そのアロンソの故郷はスペイン北部にあるオビエド。私がオビエドを訪れた2006年はちょうどアロンソが最も活躍していた時期で、町中至る所にアロンソの応援ポスターや横断幕、看板などが見られた。きっと今年の復活も喜んでいるだろう。今日はそのオビエドを紹介したい。

Oviedo2 オビエドはスペイン北西部アストリアス州に属する都市で、人口は20万人強。アストリアス州では最も大きな都市で、州都でもある。二千年前から町が徐々に形成されたようだが、現在見られる町は、主に15~16世紀以降に出来た町並み。冒頭の写真に出ているようなカラフルな家並みが続き、通りには多くのお店が軒を連ねていて、歩いていても飽きない。

Oviedo3 そのオビエドにあって特異な建築が残るのが郊外部だ。建築に秀でていたローマ帝国が滅んでから、10世紀頃からロマネスク建築が登場するまで約500年の歳月が流れたが、スペイン北部(及び一部のヨーロッパ)では、現在プレロマネスク(=ロマネスクの前)と呼ばれる建築様式が確立されていた。教会というと、一つの大きな空間を一般的には想像するだろうが、プレロマネスクの特徴は、内部空間が結構入り組んでいたり、分断されていたりする事だ。オビエド郊外にあるサン・ミゲル・デ・リージョ教会(写真右上)は、そのプレロマネスク建築の貴重な遺構だ。

Oviedo4 なんだか固い話になってしまったが、オビエドなかなかいいところだ。おいしいバルもたくさんある。オビエドが位置するアストリアスはシドラ(りんご酒)の産地としても有名だが、面白いのはその注ぎ方だ。左の写真のように片手でボトルを高く掲げ、もう一方の手でグラスを低く構え、注ぐのだ。アストリアスの男なら誰でも出来るそう。より空気に触れる事によってシドラがおいしくなるらしい。一度シドラ生産地に行った時に私も挑戦してみたが、これがなかなか難しい。手がべとべとになってしまった・・・。

F1の表彰台(3位以上)ではシャンパン掛けが恒例だが、鈴鹿でアロンソが表彰台に上ったら故郷仕込みの注ぎぶりが見られるだろうか。今週末は、その辺も注目である・・・。

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