2010年12月24日 (金)

森の未来の為に(ニュージーランド)

Waipoua1 先日「屋久島の縄文杉と姉妹木協定を結んだタネ・マフタ」という記事でニュージーランドの北部にあるワイポウアの森の神木「タネ・マフタ」(樹齢二千年を越えると言われる)について紹介したが、先月2本のツアーがかの地を訪れて「森の過去・現在・未来」を体験する特別プログラムに参加してきた。過去は森が伐採されてきた負の歴史、現在は神木「タネ・マフタ」を始めとする巨木の数々、そして未来は森の再生である。

今回はその中でも森の再生について紹介したい。

Waipoua2 ニュージーランド北島の森には19世紀までカウリの木を中心に多くの巨木が繁っていた。しかしながら、19世紀後半のから始まる乱獲を経て、森の大半が失われてしまった。これは姉妹木協定を結んだ屋久島にも言える事だろう。20世紀後半に入ってようやく森林保護の動きが本格化したが、何百年も要する森の育成からするとまだまだ始まったばかりだ。

とは言え、手遅れになればなるほど森の再生も遠ざかる。今年の春先に森があるノースランド地方の関係者と話した際、微力ながらでも何か貢献できるようにと、このプログラムの実施が決まった。

Waipoua3 まずはカウリの苗木を埋める為の用地まで持ってきて、一から地面を掘る。穴が出来たら、根を傷つけないように慎重に苗木をセットし、その後埋めていく。

Waipoua4 今回はご参加頂いたお客様はそれぞれ役割を分担し、チームとなってカウリの幼木を植樹した。この木が成木して森に聳えるのは数百年後の事になるだろうが、こういう積み重ねが未来の森を育んで行くのだ。

近年はエコツーリズムの重要性が増し、国によっては寄付と言う形で環境保護に貢献できる形もあるが、一人一人が少しずつ協力して目に見える形で貢献できるのはやりがいがある。ちなみに木の成長は、Google Earthでもある程度チェックできるらしい。

1本の木では地球を救えないが、塵も積もれば山となるまずは出来る事から始めてみよう。来年の11月にも改めて企画する予定なので、どうぞお楽しみに!

特集「ニュージーランド北島の神木」はこちら

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