カタールとは、ドーハとは
カタールの国土は日本で言えば秋田県と同程度で、国としては小さい。政治的には他の湾岸諸国でも見られるように、シェイク(首長)が収める国で、経済は石油産業に支えられている。特に20世紀後半には石油産業がもたらす潤沢な資金を背景に首都ドーハはドバイのような先端都市へと大きな変貌を遂げる事になる。経済では近年石油産業への過度な依存から脱却する為に、金融や観光の推進を積極的にも行っている。アルジャジーラ一時期は世界でも最もつまらない都市の一つという不名誉なレッテルを貼られていたが、そんな醜聞も今は過去の事になりつつある。
ドーハの近代化が進む一方で、古き良きカタールの姿もまだ多少残っている。新市街の中心部で様々なデリバティブが取引されている頃、市のすぐ外ではらくだが普通に取引されていたりする。
欧米の各種ブランドの進出も始まっているショッピング街からそう遠くないところでは、スーク(昔風の市場)で市民の日用品が取引されている。急激に発展したカタールでは昔と現在が同居した風景がすぐ隣り合わせで興味深い。
さて、ドーハで日本人にとって一番馴染み深い場所と言えば、ドーハ・スタジアムだろう。このスタジアムの正式名称は「アルアハリ・スタジアム」。あまり高さのないスタンドは今も健在のようだ。今でもキーパーの松永選手がボールを見送る映像がコマ送りで思い出されるこの場所でワールドカップが開かれるのも何かの縁だろうか。まだ少し先だが、悲劇の地で今度は日本代表のいい意味でのドラマが見られれば、言う事ない・・・。
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