2011年1月29日 (土)

イベント「ロマネスク、33の傑作を巡る」開催!

Romanesque_forum 今日は「ロマネスク、33の傑作を巡る」というイベント開催の為にひっそりとした土曜の永田町にやってきた。「ロマネスクを見る為にフランスに行ってくる。」なんていう旅行者はあまり多くないだろうが、ユーラシアのツアーでは15年前頃から始めて今では旅のテーマの一つとして確立されて来た。

名の知れた芸術家ではなく、一般人が地元で信仰の心を持って制作に従事したロマネスク芸術には、製作者の温もりと敬虔な思いが感じられ、日本の「わびさび」に通じる静かな美しさを持っている。個人の大芸術家が主導する事になる後の時代の美術とは一線を画すだろう。

Mustair2 ロマネスクは主にヨーロッパの地方部に点在している。大都市では後の時代の流行によって多くのロマネスクが消えて行ったが、地方では昔からそうであったであろう風景の中で現在もひっそりと佇んでいる。切り取られて大都市の美術館の一室で眺めてもロマネスクの良さは分からない。巡礼路沿いや自然に抱かれた町の中の教会で出会うからこそ、その美しさも引き立てられるのだろう。

今日は日本におけるロマネスク研究の大家の一人である池田健二氏が熱弁を振るい、ヨーロッパ各地に点在するロマネスクの33の傑作について講演を頂いた。最後のまとめでいくつかロマネスクの魅力を紹介されたが、最も印象的だったのは「人がいない」という言葉だった。そう、失礼ながら観光に関しては派手好みと思えるアメリカ人、地元のヨーロッパ人、そしてそれ以外の第三国の観光客達もあまりロマネスクを巡るような旅はしない。一方で日本人は意外に少なくないそう。きっと日本人の琴線に触れる物があるのだろう。大都市の大教会では出会えない深い味わいに触れる事が出来るだろう。

ロマネスクの旅はこちら

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