シリア・ヨルダン添乗徒然~その2~
そして迎えた出発日。今回利用する航空会社はUAEのアブダビを本拠とするエティハド航空。昨年就航してちょうど1周年ぐらいだ。最近どこに行くにもアリタリア航空が多かったのでちょっとわくわく。夜出発の便というのもゆとりがあっていい。
さて、空港でお客様を迎える。これから9日間を共に過ごすお客様との出会いはいつも新鮮でこちらの気分も高まる。全員を前にした挨拶では電話と同様に治安の事は旅行社に任せて楽しみましょうと伝えた。一部の方が微笑んでくれた(或いは私にだけそのように見えた)ので、そのまま意気揚々と出発!
機内に入ってからも添乗員は色々やる事があるのだが、席に着いたとたん目を奪われたのが美しいモニターだ。まず大きい。映像の比率は私が最近好きな16:9(ワイド)。これですぐさま席シアター上演開始と行きたいのをぐっとこらえて仕事をまず終え、機内食(どうかなぁと思っていたけど意外?におしい)食事も終えたところで映画のラインアップをチェックしてみた。なんと100近くもある。素晴らしい。劇場に見に行こうかとも考えていた「ソーシャル・ネットワーク」を見た。facebook創始者のザッカーバーグ氏によるとこの映画は半分ぐらいは事実のようだが、なかなか面白かった。他にも見ようかなと思った映画もあったが、アブダビで乗り継いでシリアのダマスカス到着後はすぐ観光なので、寝る事にした。
ダマスカスの空港から10年ぶりに旧市街に到着すると、懐かしい匂いがした。香辛料と人と石造りの建物が醸し出す匂いは心地よかった。二千年以上の歴史を持つダマスカスの旧市街は新しいお店や通りが増えていたのが少々残念だったが主だった場所は昔と変わらない。一つだけ驚かされたのがバレンタインデーお祝い用のぬいぐるみが色々なお店の店頭に並んでいた事だ。シリアはどちらかと言えば保守的なイスラム教国家で欧米資本の店や商品はほとんどない。にも関わらずバレンタインと書かれた真っ赤なぬいぐるみがあれだけ並んでいたのは日本のチョコレートメーカーよろしく、玩具メーカーが慣習作りに取り組んだ成果だろうか。
シリアやヨルダンに日本語を話せるガイドはほとんどいないので英語ガイドの説明を訳す事になる。その訳も10年前と比べたらこのブログを始め継続的に色々な物を外に出し続けているおかげでだいぶ深みのある訳が出来るようになった気がした。それと引き換えに機動力はだいぶ落ちてしまっている気もしたが・・・。(次回に続く)
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