2011年4月 2日 (土)

4年に一度の祭典タブレイロス祭(ポルトガル)

Tabuleiros1 これまで何度か協力をしてもらっていたポルトガル政府観光局の日本事務所が先月10日に閉鎖した。残念ではあるが、旅行情報の入手が容易になった今、他国でも事務所閉鎖が増えており、役目を終了したものと解釈していいのだろう。そのポルトガルの観光局と最後に交わした会話の主題が今年中部のトマールという町で4年に一度開かれるタブレイロス祭の事であった。

Tabuleiros2 4年に一度の開催だけあってタブレイロス祭はポルトガルでは五輪級のお祭りと言っても過言ではない。

お祭りの歴史は古く、その起源は14世紀に当時の王妃イザベルが貧しい人々にパンを施した事に由来すると言われている。そこに元から土着信仰として存在していた収穫祭が結びついて生まれたのが現在のタブレイロス祭だそう。女王がパンを施した故事に因んで主役は女性とパンである。

Tabuleiros5 お祭りの当日、統一された白い衣装に身を包んだ女性達は写真にあるように、タブレイロと呼ばれる巨大な盆を頭上に持って町を練り歩くのだ。タブレイロには沢山のパンと花飾りが施され、重さは15kgにも及ぶのだからこれを担ぐのはかなり大変。そこで横には男性が張り付いている。男女一組で歩き、女性が危なそうな時には男性が助けるのだ。数百組のタブレイロのパレードはなかなか壮観。

Tabuleiros3_2 また、みどころはパレードだけではなく、祭の開催中はトマールの町その物も魅力である。何故ならこのお祭りに合わせて、町の各々の通りも装飾を競っているのである。タブレイロス祭では、毎回町の最も美しい通りが選ばれるから町に入ったら一つ一つの通りも見逃せない。

Tabuleiros4_2右の写真は前回開催時の2007年の時の物だが、ご参加頂いた方にもお祭りは好評だったので、今年機会のある方は是非見てみて下さい。それが難しければ、また4年後・・・。

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