2011年4月17日 (日)

南太平洋の小さな島国ツバル

Tuvalu 南太平洋に浮かぶ小さな島国ツバル。世界でもヴァチカンに次いで人口(約1万人)の少ないこの島国は、地球温暖化とそれに伴う海面水位上昇によってその存在が脅かされている。島の最高所は海抜わずか5mであり、面積も小さい故に毎年2月前後に訪れる通称「キングタイド」と呼ばれる大潮が訪れる時には島の広範な地域で浸水が起きる。

Tuvalu2 京都議定書の前後から様々な形で日本も含めた国際社会がツバルの存続に向けて様々な取組みを行って来た。しかし目立った結果が出てないのが現状。ツバルは10以上の島からなる国だが、最大の島で州都でもあるフナフティ島にほとんどの人口が集中している。その結果としてフナフティ島で開発が進み、環境への被害が沈下を加速させているとも言われている。

Tuvalu5さて、実際のツバルの風景を見てみよう。本島であるフナフティ島は、細長い島で縦に20km弱、横は大半の地域で10kmにも及ばない島である。島の中央には、空港と大きな滑走路があり、これがそのままツバルで最大の施設である。その他に目立つ建物はない。島の周囲には美しいサンゴ礁が広がっていて、島のどこにいてもすぐ到達する砂浜は南国の楽園と言うフレーズにふさわしい。

Tuvalu4 ツバルは産業に乏しいが、その中にあって伝統的産業であり、主力産業でもあるのが漁業。ただ、近年その漁業高は減少傾向にあり、観光業にも力を入れている。しかし、著名なリゾートと比べればアクセスが良くない為に観光客はそれ程大きくない。資源も輸入に頼らざるを得ない為に世界でも最も貧しい国の一つであった。そのツバルにとって大きかったのが、英名のTuvaluから割り当てられたドメイン(インターネット上の住所)が「.tv」であった事。米国からこのドメインの高額オファーがあり、国家財政を救ったと言っても過言ではない。国名さまさまだ。

Tuvalu3財政を持ち直したのも機に本格的な環境再生に取り組んでいる。植林や太陽光発電など、国の存続に国が一体となって進む。その努力が報われる事を願いたい。

前述のようにあまり旅行で訪れる人は多くないが、それだけに素朴な空気が流れる島国である。交通手段や宿泊手段が限られるだけになかなかツアーの設定も難しいが、この7月に一設定が出来たので、興味あれば是非!

ツバルの旅はこちら

|

オセアニアツアー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。