2011年7月29日 (金)

サウジアラビアのちょっと変わった風景

Saudi_arabia 今週サウジアラビア大使館をお借りして、サウジアラビアへの旅行説明会を開催した。旅行情報の入手が容易になった現在でも情報があまりない国であり、その大使館に入れるという事もあって定員を大きく上回る参加希望を頂いた。改めてサウジアラビアへの関心の高さも認識せずにはいられない。

以前に「サウジアラビア、女性の服装」という記事で女性の服装について紹介したので今日はサウジアラビアの日本とは異なるちょっと変わった風景を紹介したい。

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これはサウジアラビア国内のある道路の看板だが、アラビア語に加え複数の言語が並んでいるちょっと変わった看板。日本語もある所がかなりレア。「イスラム教徒以外は立入禁止」と書かれているのはこの看板が聖地メッカまで100kmの地点にあるから。メッカの半径100km以内はイスラム教徒以外入れないのだ。

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こちらは日本にもある黄色いMが目印の某ファーストフード店。よく見ると入口が二つある。英語でSingle's SectionとFamily Sectionと書かれているが、シングルは基本的に男性用、ファミリーが家族用。女性用はない。これはファーストフードに限らず、サウジアラビアのレストランのほとんどがこのように入口が分かれている。もちろん店内も分かれていて、女性が交じるファミリーゾーンはシングルゾーンから見辛くされている事が多い。

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サウジアラビアのおもちゃ屋にて。小さい人形は万国共通のこどもたちのおもちゃのようだ。でも右の方を見るとアバヤやスカーフを纏った女性が。厳しい戒律は人形にも適用されているよう。ちなみに一時期ブームを巻き起こしたぴかちゅうグッズはイスラム教の偶像崇拝禁止という戒律に触れるという事で店頭からほとんど消え。

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サウジアラビアの商店街にて。意外や意外、普通の西洋風の女性服が堂々と売られている。しかし、こんな服を来ている女性は町中では人っ子一人見かけない。黒いアバヤに身を包んだ女性ばかりだ。

それではこの服は外国人用なのかと言えば、そうではなく、もっぱらアバヤのインナーとして着られるものとの事。中は結構お洒落に気を使っている女性も少なくない。

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サウジアラビアのあるスーパーのお菓子コーナーにて。色々並ぶお菓子の中に日本語表記が入ったお菓子(プリッツ)発見。ちゃんとグリコと入っているのでまがいものではない。ただ、日本では売られていない味のようで、チリチャチャ味(辛いのか?)とフライ味(単なるフライ・・・飲み物と一緒にどうぞと書かれている)がある。そして日本語ではないものの、その左にはMeijiと上に名打たれた「Hallo Panda」というお菓子がある。箱に描かれた絵から察すると中身は日本の「コ○ラのマーチ」の海外版という想像をしてしまったが、中身は別物だそう。次回の機会があれば食べなければならない。日本の車や電化製品を海外で見かける事は珍しくないが、こういうお菓子をサウジアラビアのスーパーでも見かけるとちょっと嬉しくなるものだ。

以上、謎に満ちた国サウジアラビアのちょっと日本では見られない変わった風景を紹介した。残念ながらメッカやメディナなどの観光地はイスラム教徒でなければ行けないが、古代ナバテア人の残照であるマダイン・サレ、近代都市ジェッダ、首都ジェッダなどみどころも少なくない。もちろん土地の風俗や変わった風景もまた旅の楽しみの一つである・・・。

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コメント

「Hallo Panda」は韓国、中国や東南アジアで売れてるお菓子です。日本の株式会社明治(「チョコレートは明治」)のシンガポール子会社がつくっている商品で「コアラのマーチ」とは全く違います。掲載されてる文章では少し失礼かも。

投稿: | 2011年7月29日 (金) 20時20分

ご指摘ありがとうございます。
個人の印象を綴りましたが、結果として誤解を招くような表現を用いた事をお詫び申し上げます。
記事一部訂正致しました。
何卒よろしくお願い申し上げます。

投稿: 福永 | 2011年7月29日 (金) 21時34分

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