2011年8月 8日 (月)

パキスタンの人々

Pakistan_people5 3週間前にパキスタンの外相に最年少で就任したヒナ・ラバニ・カル外相(33)の動向が世界的に話題になっている。確かに素敵な女性だ。彼女を含む現政権がパキスタンを明るい未来に導いてくれる事を夙に願うばかりだ。

私がユーラシア旅行社に入社した頃、パキスタンの旅は一種の花形ツアーで、雄大なるヒマラヤ、桃源郷フンザ、インダス文明ゆかりの史跡を巡る旅は春から秋まで数多く実施されていた。しかし、国内の諸問題とアフガン戦争の影響で旅行の実施を控えざるを得なくなって久しい気がする。

Pakistan_people1 ユーラシア旅行社の紙媒体のユーラシアニュースや各地域のパンフレット、インターネットの公式サイトやブログ、動画等で日々世界各地の情報を見ているので新しい国(や地域)が出れば何となく新鮮味を覚えるし、逆にかつてよく見聞きしていた名前を聞かなくなると淋しくなるものだ。そんな時に頭を過ぎるのは名所史跡や景勝ではなく、やはり人々の顔だ。

Pakistan_people3 ユーラシアの旅のツアーは一ヶ国訪問型の比較的期間が長いツアーが多い。このおかげで駆け足の旅では見る事も出来ない訪問国の様々な魅力に触れる事が出来るが、その中で個人的に印象に残るのはやはり「人」である。行動を共にするガイドさん、バスの運転手さんからホテルやレストランのスタッフや遺跡の管理人、町ですれ違う人々まで旅の中で様々な出会いに溢れている。

Pakistan_people6 前置きが長くなってしまったが、パキスタンは数ある国の中でもそうした「人」の印象が色濃く残っている国である。観光ずれするような事も少なく、笑顔とホスピタリティに溢れた人々が暮らしている国だ。現代的な物質的な裕福さはないけれども、きっと外からは見えない心の豊かさを一人一人が大切に抱いている。

Pakistan_people4 政治的には暗殺事件の後離米、親印・親露の傾向が窺える。この路線が良いのかどうか私には判断出来ないが、冒頭で触れたように良い方向に導いてくれる事を夙に願う。心温まる人との触れ合いは何もパキスタンには限らないが、この困難な状況を経て、晴れてパキスタンに旅して彼らとまた出会う日が楽しみだ。

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