2011年9月27日 (火)

シディ・ブ・サイド(チュニジア)

Sidi_bu_saido 先日のイベントで会場にポスターを色々貼っていたが、その時に目が留まったチュニジアのシディ・ブ・サイドである。同国の首都チュニスの近郊に位置するこの町は、白と青の装飾が施された家が並び、地中海地域でも有数の美しさを誇る町である。

以前にそのシディ・ブ・サイドに位置する世界でも最も古いカフェの一つカフェ・デ・ナットは以前の記事で紹介したが、改めてこの絵になる町を写真を中心に紹介したい。

Sidi_bu_saido1 シディ・ブ・サイドの歩き方は比較的簡単でお店が並ぶの目抜き通りを上り、その上りきった所にカフェ・ド・ナットがある。そのカフェ・ド・ナットの階段右側の道を海に向かって直進して、約5分歩いたところには海を望む事が出来る私のお気に入りのカフェ「カフェ・シディ・シャバーン」もある。

シディ・ブ・サイドにて シディ・ブ・サイドを訪れたら、カフェで名物の松の実入りミントティーを味わうと共に可能であれば目抜き通りの横に広がる小路にも注目してみたい。というのも、この小路にはっとさせられる風景が広がっている事も少なくないからだ。

Sidi_bu_saido3 モロッコからアルジェリアを経てチュニジアに至るアフリカ北部のマグレブ地域にはレコンキスタに伴ってスペインのアンダルシア地方から逃れて来たイスラム教徒の職人も多く、白い町並みのルーツはここに求める事が出来る。シディ・ブ・サイドが特異なのは、そこに徹底した青の装飾が加えられている事。

Sidi_saido_doors1 諸説あるが、20世紀初頭フランス領だった時代にこの地に居を構えたフランス人の富豪が町に建物の色を基本的に青と白に限る条例を敷かせたという話が有力。横暴とも思える行為だが、結果として今日の美しい街並みが生まれ、今では町の人の誇りでもある。

Sidi_saido_doors2 青の装飾は外部の色々な所に見られ画、中でも注目したいのはドアである。この町のドアは「チュニジア・ドア」と呼ばれるくらい有名で、左右の写真にあるように各戸が独自のデザインを施している。ドアに描かれたシンボルはもっぱらイスラム教のモチーフが多いが、シンメトリックに均整の取れたデザインで一つ一つなかなか味わいがある。

「アラブの春」の先陣を切り、いち早く再建の道を歩き始めたチュニジア。観光業はチュニジア経済の重要な柱の一つでもあるので、絵になる風景を彷徨う事もきっと何らかの形で再建を手助けできるだろう・・・。

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