2011年9月 1日 (木)

【共通テーマデー】一度着てみたい民族衣装~ブータンのゴ~

Bhutan_go 今月のテーマは、「一度着てみたい民族衣装」。当初はそれを着てブログに登場なんて話も出ていたが、あいにく社内にそこまでのストックがなく、お預けに・・・。

さて、そこで色々考えてみたが、何せファッションに疎い私、何を着てもぱっとしなさそうだが、一つだけこれを着たら、周囲の女性社員の目も変わるのではないかと思われる民族衣装を見つけた。

ブータンの「ゴ」である。

アジアの秘境、ヒマラヤの懐に位置するチベット仏教の国ブータン。思えば私が入社した頃は秘境だったこの国もこの10年で旅行の目的地として大きな成長を遂げた国の一つだ。急速なグローバリズムが広がる中で自国の伝統・文化を重んじる姿勢をいち早く打ち出した前国王の施策のおかげで、昔ながらの風景が息づくところがポイントだろうか。

Bhutan_children そのブータンに到着したら、まず驚くのが人々の服装だろう。今やアフリカの秘境に行ってもTシャツ・ジーパンを見かける時代だが、ブータンでは民族衣装の着用が基本的に義務付けられている(一部例外もあり)。その民族衣装とは男性用の「ゴ」と女性用の「キラ」だ。

ゴは日本の和服にも似ているのだが、シックな色合いで統一されている。時折ブータンはイケメンが多いという声を聞くが、確かにゴを着て堂々と歩いているブータン人男性は同性の目から見てもなかなか素敵だ。私もあれを手に入れればと淡い期待を抱くのも無理ない事をご理解頂けるだろう。

Bhutan_fukunaga という訳で、私とゴを組み合わせた結果が右の写真。ちょっとおなかが出た気がする(失礼)が、個人的な印象としては悪くない・・・。

ブータンの旅はこちら

【共通テーマデー「一度着てみたい民族衣装」】
〔添乗見聞録編〕~イスラエル、ユダヤ教超正統派の黒服~
〔倶楽部ユーラシア編〕~ブータンのゴ~
〔ぶらり秘境探検隊編〕~カナダ、アンのパフスリーブドレス~
〔ろまねすく通信編〕~スペイン、バレンシアの伝統衣装~
〔船の旅便り編〕~ブラジル、リオのカーニバルのサンバ衣装~
〔パゴタの国からミンガラバー編〕~ベトナムのアオザイ~

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