2011年12月14日 (水)

上智大学アンコール文化遺跡教育センターオープン!(カンボジア)

Angkor_jochi1 先日同僚達が上智大学に挨拶に出かけた。アンコール遺跡修復の現場でも活躍され、同遺跡研究の第一人者でもある石澤良昭氏が同行するアンコールの旅も今月のツアーで記念すべき20回目になる。その間が600名様以上のお客様がご参加とご協力下さり、その人数分の石を修復中の西参道に寄贈する事が出来た。

一口にアンコールと言ってもその遺跡は広大な範囲に及ぶが、中でも近年ホットな場所がバンテアイ・クディだ。

Angkor_jochi2 バンテアイ・クディは、2003年に石澤氏が中心となったアンコール遺跡調査団が274体もの廃仏を発見した場所。昨年8月にも6体の廃仏を発見したニュースは記憶にも新しい。(過去記事

上智大学アンコール遺跡調査団は長年発掘・修復を続ける中でこだわっている事の一つが地元の人材育成。バンテアイ・クディの現場を訪れれば、勉強中の人も含むカンボジア人スタッフの姿を見かける事ができるだろう。時間はよりかかるが、石澤先生率いるアンコール調査団の理念の一つにカンボジア人専門家の育成があり、その理念に沿ってスタッフも選定されている。海外のプロフェショナルがやってきて短期的に作業を進める事は可能だが、未来の事を考えるとノウハウを地元に息づかせる事が重要なのだ。

Angkor_jochi3 前置きが長くなったが、そのアンコールのバンテアイ・クディに今月誕生したのが上智大学アンコール文化遺跡教育センターだ。前述の地元の人材育成の理念に従って地元の人に興味・関心を持ってもらうのが第一目的だが、これまで何年も積み重ねられてきた発掘s・修復作業のプロセスに触れる事が出来るので、我々観光客にとってもなかなか興味深い施設。

Kdei11 写真で見る限り、建物が大よそ博物館のようには見えないが、きっとバンテアイ・クディの地形に配慮してあえてこのような周囲の風景に溶け込む形にしたのではないかと思える。確かに最新型のコンクリート建造物はこの場所にはそぐわないだろう。早速今後のツアーでも訪れるようなので、日本とカンボジアが手を合わせて積み重ねて来た歴史に触れてみて下さい!

アンコールの旅はこちら

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