2012年2月16日 (木)

私の好きな少数民族 ~ボンダ族(東インド・オリッサ州)~

 Photo 私たちの日常生活や常識から大きくかけ離れ、ビックリするような生活習慣を有する少数民族との交流は大変に刺激的だ。世界各地に住んでいる少数民族との触れ合いが、旅の楽しみの重要な要素となっている方も多いだろう。
 さて、そんな私の少数民族ファンの一人。本日は、私のお気に入りのお洒落な少数民族、インド東部、オリッサ州に住むボンダ族をご紹介しましょう。華やかなビーズ飾りを全身に纏った女性達は、大変に印象的だ。彼女たちは、裸にそのまま、たくさんのビーズ飾りを纏い、腰には簡単な布を巻き、青いマントのような布で身体を包む特徴あるスタイル。豪華なビーズ飾りは身体だけでなく、短く剃り上げた頭にも丁寧に巻かれ、非常にカラフルだ。
 首には、金属の太い首輪を幾重にもかけ、手足にも溢れんばかりの飾りものが付いている。首飾りは、たくさん付いていれば付いているほど、お金持ちだとか。また、手首や足首の飾りは、かつて狩猟生活をしていた時の名残で、外敵に噛まれても被害が少ないようにと防護のために付けられている。
 Photo_2 今でも、ボンダ族の多くは山奥で生活し、週に一度の定期市の際に山から降りて、生活に必要なものを買ってまた山奥に帰っていくという生活スタイルを守っている。

Photo_3   同行した現地ガイドさんによると、オリッサ州には1,100万人ほどの人口がいて、そのうちの25%が62の少数民族で占められているそうだ。ボンダ族は、5万人ほどいると推定されている。また、ボンダ族は、その身体的特徴や、衣服・言語などから、アフリカ起源を主張する説があるというのも興味深い。
  最近は若者の都市への流出などが問題になっているとのことだったが、近代化の波と共に、徐々に一般のインド社会に同化傾向が強くなる少数民族も多い中、ボンダ族のアイデンティティはまだまだ強い。現代社会から隔離されたように生活する彼女たちのしたたかさが印象的だ。(兼井)

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