マダバのパレスチナ地図(ヨルダン)
ヨルダンは、国民の約9割がイスラム教徒の国ですが、モーセ終焉の地ネボ山や、イエスキリストが洗礼を受けたといわれる場所など、聖書にゆかりの場所も少なくありません。
ヨルダンを訪れた際は、首都アンマンから約30kmに位置する町、マダバはぜひ訪れたいところです。
2000年に聖地エルサレム訪問を果たした法王として話題になったヨハネ・パウロ2世は、エルサレムに向かう前に、マダバ、ネボ山にも立ち寄られたそうです。
マダバはヨルダン国内でもキリスト教徒の割合が多い小さな町で、教会が点在しています。
中でも、『聖ジョージ教会』の床に描かれたモザイク画は必見で、世界最古といわれるパレスチナの地図になっています。
6世紀頃のものだそうですが、ところどころ地震などで欠けてしまっているものの、かなり大きな地図であることが分かります。
地図には、聖墳墓教会のあるエルサレムの市街地や、ヨルダン川で泳ぐ魚が(塩分濃度の濃い)死海から逃げてくる様子などが描かれており、丁寧に見ていくと、とてもおもしろいです。
首都アンマンから、世界三大聖地エルサレム(イスラエル)は1本の道でつながっており、国境を越えて、モーセが目指した約束の地(ヨルダン川を越えた隣国イスラエルを含む地域)へと訪れる旅は、漠然と物語として思い描いていた歴史を実感できる旅です。(大木)
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