意外に快適?!ギアナ高地・サンタエレナのヤッコ・ロッジ
本日は、私が先日のギアナ高地の添乗で2泊お世話になった宿(ロッジ)をご紹介したいと思います。 ギアナ高地は南米の中でも秘境中の秘境、一体どんなホテルなのかとご心配されている方も多いかと思います。でも心配はご無用!宿は意外にも快適です。
こちらは、世界自然遺産ギアナ高地のグランサバンナに位置するサンタエレナにあるヤッコキャンプ。ロライマ山をはじめ、周囲をテプイ(テーブルマウンテン)が連なる壮大な光景が広がる中に位置しています。
外観は茅葺のコテージ風で、南国のリゾートを思わせる雰囲気。内装はシンプルな作りですが清潔ですし、もちろんシャワーやトイレなどは個室にあります。テレビや冷房こそありませんが、たまにはベッドに横たえて、ぼんやりと夜長を過ごすのもいいでしょう。網戸越しに夜風を感じ、虫の音に耳を傾けつつ眠りに付く…そして朝は穏やかな日差しと小鳥のさえずりで目が覚める…何とも心地が良いものです。運が良ければ、夜空に満点の星のきらめきや、蛍の光をご覧頂けるかもしれません。
そして、スタッフたちはみんなとってもフレンドリー!毎回の手作りの食事が大変好評でした。朝食には、パイナップルやグァバの絞りたてジュースや手作りパンケーキなど、素朴な食材がテーブルに並びます。大自然に囲まれ、鳥のさえずりや雨音(2日目にはしとしと雨が降ってしまいました)に耳を傾けながら、のんびりと頂く…何とも贅沢な時間です。
そしてこのロッジのもうひとつの注目は、こちらの可愛い看板犬。大型犬ですが大変おとなしく、よく躾されていて、いつも私たち宿泊客に愛嬌を振りまいてくれました。2泊終えて帰る頃ころには、スタッフとも看板犬ともすっかり仲良しです。
これからの季節、ギアナ高地はベストシーズンを迎えます。雨期から乾季へ移るこの時期は、エンジェルフォールの水量が多く、滝を間近から望む展望台まで行ける可能性が高まると同時に、遊覧飛行の成功率が高まるからです。
エンジェルフォールやロライマ山をはじめとした卓上大地など、ギアナ高地の大自然はもちろん素晴らしく圧倒的です。しかし同時に、大自然に囲まれたロッジとそのスタッフたち(、そしてわんちゃん!)もまた、忘れられない思い出の一ページとなることでしょう。
そうそう。ギアナ高地には、特有のプリプリという虫がいて、噛まれると大変痒くなります。夜も蚊取り線香を炊くのを忘れずに。虫除けスプレーや、かゆみ止めもあれば、さらに快適な滞在になること間違いなしです。(兼井)
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