【共通テーマデー】世界のマーケット(市場)で見つけた秋の気配(ウズベキスタン)
食欲の秋、実りの秋。秋といえば、収穫の季節。
世界のマーケットで見つけた秋の気配、今回は中央アジアの国、ウズベキスタンのザクロをご紹介いたします。秋になると、ウズベキスタンのバザール(市場)では、沢山の果物が並びます。柿、ブドウ、梨、そして赤く熟れたザクロなどなど。特にザクロは日本で見かけることの少ない果物の一つですが、中央アジアに行くと、あちこちで見ることができます。旬のザクロの食し方の一番のお勧めは、やっぱり生絞りジュースです。バザールで山のように積まれているザクロをその場で絞ってくれる所もありますので、見つけると是非試したくなります。バザールでの生絞りはちょっと抵抗があるという方は、レストランなどでも出してくれるところもあります。
ザクロのフレッシュジュースは、最初にすっぱい味が口の中に広がりますが、甘酸っぱさが後を引き、どんどん飲み進んでしまいます。もう一杯!と言いたくなる美味しさなのです。この季節、中央アジアやウズベキスタンを訪れる方には、是非試して頂きたい秋の味覚ナンバーワンです。
ウズベキスタンでは、毎年9月中旬には、国の一大行事、事業として行われている綿花の収穫時期になります。どこまでも広がる綿花畑で一面真っ白なまるで雪のような、収穫された綿花が積まれています。
中央アジア、チムール帝国時代のブルータイルが美しい建築物が多く残るウズベキスタンでは、秋にこのような景色を多く見られます。青の都といわれるサマルカンドには、シャブスキーバザールという大きなバザールがあります。こちらでは一年中色々な果物やナッツ、ドライフルーツなどが店頭に並びます。店番のおじちゃんやおばちゃんが“買って!試食していって”と声を掛けてくれ、勧められた山盛りに積まれたドライフルーツは、一粒つまんで口の中に入れると果物そのものの甘さが口いっぱいに広がります。歩いているだけでも地元の人々と交流できる素敵なバザールなのです。
日本ではまだまだ暑い日が続いていますが、ウズベキスタンの秋の味覚が今からたのしみでなりません。(つは)
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