2012年9月14日 (金)

トルコのコーヒー文化

Turkeycoffee 先日は、コーヒー発祥の地としてエチオピアをご紹介しましたが、本日はトルコのコーヒー文化についてご紹介します。

トルコにコーヒーが伝わったのは約450年前。オスマン帝国内のイエメン統治者が行程にコーヒー豆を献上したことにより、イスタンブールで飲み始められたのが始まりだと伝えられています。

その飲み方も、一般に知られるコーヒーとは異なり、独特なもの。
用意するのは、コーヒー豆の粉末、冷水、砂糖、そしてジェズヴェと呼ばれるトルココーヒー用の鍋。これらを一緒に煮たてて、吹きこぼれる寸前で火を止めてカップに注ぎ、その上澄みだけを飲みます。最後に、カップの底に残った粉の形を見て運勢を占う「コーヒー占い」も楽しみの一つです。

トルコに行くと、男性がカフヴェと呼ばれる喫茶店でトルココーヒーを飲みながら談笑したり、ボードゲームに興じる姿がよく見受けられます。トルコは男性同士の仲がとてもよく、カフヴェはもっぱら男性同士の社交場となっています。そしてこのカフヴェこそ、現在世界各国にあるカフェの原型と言われています。トルココーヒーの文化なくしては、現在の私たちが日常的にカフェを利用し、お茶を楽しむということはありえなかったのですね。

また、トルココーヒーにまつわる興味深いお話は、結婚を申込む男性が初めて女性の家を訪問する際の話。この時トルコでは必ず恋人の女性が淹れた唐辛子入りのトルココーヒーが出されます。その激辛トルココーヒーを飲み干す男性の様子を見て、女性の家族は、結婚生活の辛い局面を乗り越えられる人間かどうかを見極めるのだそう。女性の家族、特に父親から合格点を貰えれば晴れて婚約成立です。

トルコへ行かれる際は、コーヒーの深い歴史、そしてトルコの人々にとってとても重要な飲み物だと言う事を思い出しながら、ぜひトルココーヒーで一息ついてみてください。(大木)

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