2012年10月19日 (金)

カンボジアの「独立の父」シハヌーク前国王

この度、10月15日にカンボジア前国王であるノロドム・シハヌーク氏が北京市内の病院で逝去されました。カンボジア国民は、首都プノンペンの王宮前で読経したり、祈りを捧げたりして追悼の意を表しています。17日には王宮にご遺体が到着し、伝統的な作法に則った葬儀が執り行われました。この後少なくとも3カ月間は王宮に安置され、荼毘に付される日は今後発表される予定だそうです。

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 「独立の父」として国民からも人気の高かったシハヌーク前国王ですが、その人生は、カンボジアの歴史そのもののように波瀾万丈でした。

1922年:10月31日生まれ。
1941年:18歳で国王に即位。
1953年:独立運動のため日本等を訪問。11月、フランスからの完全独立を達成。
1955年:父親に王位を譲って政界に入り、首相へ。12月、日本訪問。「日本・カンボジア間友好条約」に署名。
1960年:王位を空席とし、国家元首へ。
1970年:クーデターに遭い北京に亡命。ポルポト派と協調。
1975年:帰国、国家元首となるものの、王宮にて幽閉状態に。
1979年:カンボジアを出国。内戦終結に尽力。
1993年:国連の監視下での総選挙において、シハヌークの二男であるラナリット王子のフンシンペック党が第一党となり、国王に再び即位。
2004年:退位。
2012年:10月逝去。89歳。

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現在こうして私達がカンボジア旅行を気軽に楽しめるのも、シハヌーク前国王のおかげだと言えるのかもしれません。
 さて、ユーラシア旅行社のカンボジアツアーでは、彼の名を冠した「シハヌーク・イオン博物館」を訪ねます。ここには、前回のブログでもご紹介させて頂いた上智大学前学長、石澤良昭氏率が設立した上智大学アジア人材養成研究センターが発掘したアンコール王朝の仏像を保存する為に建てられています。
 
 前国王の作り上げたカンボジアを感じ、未来へ伝えていく為にも、是非カンボジアを訪れて頂ければと思います。(冨永)

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