2012年10月18日 (木)

お茶のふるさと、雲南省

Girl  ここ数日で急に冷え込むようになりましたね。こんな日には、温かいお茶でほっと一息つきたいところです。私は、ここ1~2年は南アフリカのルイボスティーばかりを飲んでいたのですが、最近は、プーアール茶ブームに入っています。

 プーアール茶は、かつてチベットにお茶を運ぶ茶馬交易のために、中国・雲南省の普洱(プーアール)に集積されたお茶のことで、この辺りがお茶そのものの発祥地とも言われています。何年も寝かせることで発酵を重ね、味も熟成するため、「飲む骨董品」と呼ばれます。チベットへの長い旅にも持ってこいのお茶だったのです。古ければ古いほどお値段も高くなりますが、古い分、飲む際には、お湯で洗うように葉っぱを広げながら、3~4回目にようやく湯呑みに注ぎます。一連の作法(?) を眺めているだけでも、ほっこりとした気分にさせてくれます。

Santou さて、雲南省には、もうひとつ、「三道茶」という面白いお茶があります。三杯のお茶で人生の哲理を表す、白(ペー)族伝統のおもてなしです。一杯目は、濃い緑茶のような、苦味が強い烤茶。若い日の苦労を表します。続く二杯目は、苦茶を薄め、黒砂糖・ショウガ・チーズ・胡桃を入れた甜茶。若き日の苦労が実り、「甘み」も加わり、壮年期の充実を表しています。そして三杯目はさらに山椒・シナモン・はちみつが加わり、独特な風味の回味茶となります。年を重ね、静かに人生を回想する様を表しているのだそうです。
さて、「三道茶」、私も体験してみましたが、悲しいかな、一杯目がダントツに美味しく感じられました…。わたしの味覚によれば、今は未だ艱難辛苦の日々が居心地がよいようです。(弥永)

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