古代ローマ帝国の栄華繁栄
2月24日に放送されたTBS「THE世界遺産 大ローマ帝国Ⅱ」はご覧になりましたでしょうか?
イタリア半島の小国であったローマ帝国が、領土を拡大し続け2世紀には地中海を丸ごと支配するほどの大国へと栄えていった様子が紹介されていました。
ローマ帝国が作ったスペインのヘラクレスの塔の建築技術や、ラス・メドゥラス金山を採掘のために崩落させる土木技術など古代ローマ人の技術力の高さが繁栄につながったことがうかがえます。
またワイン文化を各地に持ち込んだ古代ローマ人はドイツのライン渓谷に広大な葡萄畑を設けます。
そして南はチュニジアにまで、小麦やオリーブを求め領土を広げていきました。
チュニジアに残るエル・ジェムの円形闘技場やトルコの温泉浴場から、古代ローマ人が娯楽までをも持ち込んだことがうかがえます。
ローマ帝国が各地にもたらしたものはそれぞれの土地の発展を支え現代文化へとつながっているのです。
ローマ帝国の強大な影響力の跡はほかにもまだまだたくさんございます。各所に残るローマ帝国の栄華を実際に肌で感じてみてはいかがでしょうか?(森安)
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